こんにちは！
プロッソル廿日市店スタイリスト、オージュアソムリエの宗田です！
新規のお客様でヘアドネーションにこられました！
3年も伸ばしてたそうです。
ロングが好きということで最低でも30センチ切らせていただき、仕上がりは長めにさせていただきました！
写真は後ほどお見せしますね！
他の方の記事もよければご覧下さい！
この記事以外にも沢山の方々がボランティア活動してくださっています。
皆さんヘアドネーションってご存知ですか？
JHD&CというNPO法人があります！
JHD&Cとは寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。
寄付された髪の毛は、当団体によって選別・加工の工程を繰り返したのち、ウィッグとして生まれ変わり、レシピエントの元に届けられています。
JHD&C HAIR DONATIONホームページより参照
ヘアドネーションできる毛髪の条件は
基本31センチ以上あると嬉しいです！
カラーやパーマをしていてもOK！
ただし切れてしまうほどのダメージがないこと
なぜ31センチ以上必要なのか？
まずメッシュ状のウィッグネットに、髪の毛を半分ほどの長さで折り返すようにして一本一本結びつける製法で作られています。
これによって抜けを低減し、さらに頭皮への刺激を減らすことが出来るのです。
この製法では、31センチ以上の髪の毛は、およそ半分の長さ（15センチ）のボブスタイルのウィッグに仕上がります。
想像以上に長い髪が必要ですね！！
実際に提供を待ってる子供たちの多くがロングのウィッグを希望するため髪の毛は長ければ長いほど貴重です。
実際に
31センチ未満だと
フルウィッグとして使用するには残念ながら長さが足りない為、シャンプー、トリートメント、カラー材を研究するメーカーに試作用の髪の毛として提供されたり。
また僕たち美容師が練習するカットマネキン用として転売して、ウィッグ製作費の一部として役立てています。
31センチ以上50センチ未満の場合は
医療用フルウィッグの素材として役立てています。
50センチ以上の場合は
ロングヘアのウィッグの素材として理想的な長さです！
今日のお客様の状態はこちら！
3年間カラーパーマも無しで大切に伸ばしてこられました。
ここから
こんな感じでゴムで止めます。
切るのはゴムから1センチ上をカット！
まずは切りっぱなし状態です。
このままだとお手入れがすごく大変なのでそこからデザインヘアに持っていきます！
量も多かったので毛先に軽さを出しつつ
今後コテで巻くことが多くなるかもとの事だったので巻いてみました！！
仕上がりはこちら！
巻くだけでもだいぶ雰囲気が変わります！！
後の流れは
髪の毛を袋に入れる。
この時にヘアドネーションのドナーシート
も一緒にあると法人側も迅速に対応出来るらしいです。
そして一緒に封筒に入れて送らせていただきます！
プロッソルでは
通常のカット料金と送料をご請求させていただいております。
輸送料は郵便局で送らせて頂いてますので。
「５０g以内は￥１２０」「１００g以内は￥１４０」「150g以内は¥205」となっております。
僕たち美容師が出来る社会貢献の一つとして誇りに思っています。
ずっと伸ばしてきてばっさり切るのは大変勇気がいるかと思います！
プロッソルでは最初にしっかりカウンセリングをさせて頂いてお客様とイメージを共有してから施術に入らせていただいております！
気になること、不安な事、言いにくい事などありましたらお気軽にご相談下さい。
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