こんにちは^^
デジタルパーマって持ちが良いけどなんか硬くなっちゃう…ってのをなんとかしたい坂井泰平です
カラーは超絶信頼している理論があるので楽しいばっかりなのですが
ことパーマに関しては今現在も業界でも理論が完全には確立してないっていう状態です。
(最近で言えばクリープって言われていたものが実は薬品反応の延長だったり…)
数年後には劇的にパーマのやり方が変わってるってこともあるかもしれませんし、逆に今のやり方で理論的にも完全に適切だっていうことになるかもしれません
それくらいパーマ、というか髪の毛ってまだまだ分からないことがたくさんあるようです
ってことで、僕らは今ある理論や知識、そして経験を元にパーマを可愛くする手段として使ってるわけですがそれはそれとして
デジタルパーマってあるじゃないですか
僕結構好きなんですよね
薬剤反応+熱(乾燥)を使ってかけるパーマなので濡れている状態と乾いた状態の差が少ないんです
つまり
家でスタイリングしやすいんですよね!
普通のパーマ(いわゆるコールドパーマ)ももちろんいいところは沢山あるんですが、やはり乾かし方によって全然違った髪型になるってのがコールドパーマですのでお客様によってはうまく再現できない…って経験があるのではないでしょうか?
僕はあります!!!
自分のパーマのスタイリングって難しいんですよね
ってことで僕はデジタルパーマ結構好きです
ただ、やはりデメリットもあります
それは熱を使うことによるタンパク変性
これは…避けられません
ただし
いろいろな専門書を読み漁り、妄想し、実験をしたり、導いた答えが
低温デジタルパーマ
これです
熱変性が起こらないと言われている温度を使って乾燥させればいいんじゃないか?
2液はこれを使ったらいいんじゃないか?
(※2液ってのはパーマのお薬なんですが1液で髪の毛の結合を切り離し(還元)させて2液で結合をつなげる(酸化)っていうざっくりですがそんな感じです)
ってことで実験開始
犠牲者は(笑)
石井です
履歴は1年半前にボブにしてコールドパーマ
その後は毛先カットとカラーは4〜6回?
普段はコテを巻くことが多いです
美容師の割には無茶してないです(爆)
ってことで早速1液を塗布
の前にシャンプーはクレンジング系+炭酸を使っていらんものは全部落としました。
前処理は毛先の危なそうなところだけ塗布(保護しました)
で塗布
とりあえず巻くところだけ塗布
いつもは保護の薬をある程度強めのをするのですが髪を素の状態に近づけているので気持ち弱めの薬をチョイス
予想以上に反応はよくて3分後には一度流しました
それから巻いて
低温での乾燥工程に入ります
洗脳中です(笑)
石井曰く「結構重い」そうです
重そうだなぁとは思ってましたが実際に重い…
されてみないとわからないことですね!
で乾燥完了
ダッサ!!!!(爆)
デジタルパーマ唯一のダサい状態ですwww
その後一気に2液を塗布し
仕上がりです(ドキドキ…)
緩めです!
そしてごわつきは皆無です
で、これをあんまり頑張らない感じでドライ
ドライ中カールがあまり伸びないのを実感!
ちゃんとデジタルパーマになってます
スタイリング超楽勝でした^^
最後に4つくらいにわけてちょっと引っ張りながら風を上から当てます(艶出しのため)
そしてスタイリング剤をつけて(ロレッタ4.0なんで柔らかめのワックスです)
ゆるふわです!!!
石井曰く「いつもコテで巻いた感じですね!」
やはりコールドパーマとデジタルパーマの一番の違いはカールの弾力感だと思います!
プルンとしたカール感
大きめのカールもある程度しっかりとしてくれてます
大成功☆
これで低温でかけるデジタルパーマがうまくいきそうです^^
後は、持ちや手触りは石井をチェックしながら確認したいと思います!
ご参考までに☆