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2015.10.28 大田垣 成俊
新人や後輩に思うこと。

どうも、大田垣です。今日はちょっと真面目な話。

 

新人が入社してきて、半年が経ちました。

 

 

 

ピチピチのころ、描いていた自分の理想像と、現実の自分との差に凹む。あると思います。

 

 

しかし、その理想像を追っていた入社当初は、みんなキラキラしているもんですね。返事にも勢いあったり。

 

 

それが、半年経った今、どうでしょうか。

 

 

シャンプー練習していた頃のモチベーションとか、練習量とかと比べてみたら……。

 

 

 

まぁ、ずっと高いモチベーションを保つのは僕も無理なので、偉そうなことはいえませんが。

 

 

 

昔より、確実に技術的にも難しいことが求められるようになるのに、

 

 

それに反比例して、練習量が減っていったり、先輩に色々聞いてこなくなったり。

 

 

 

 

 

慣れって怖いですね。。。

 

 

 

僕自身も、新人の技術教育に携わることが増え、改めて自分の技術の見直しのために、

 

新人と全く同じマニュアルの練習を個人的にしているのですが、

 

 

分からないことは質問するし、納得いかなかったら解決法をメチャクチャ考えるし、色々試しますし。

 

 

 

 

 

当事者である新人は、最低でも今の僕よりはやらんといけんですね。

 

 

 

先輩アシスタントにも言えることで、美容師を始めてよく聞いてきた言葉で、

 

 

「キャリアが長くなると、今更…って感じで聞きにくくなるから、分からないことは若い頃にいっぱい質問しとけ」

 

 

 

僕は、この言葉、結構、嫌いなんですよね。

 

 

確かに、若い頃からそういうことはすべきだとは思いますが、成長する時ってのは、人それぞれのタイミングです。

 

 

「今更…」とか言われて鼻で笑われようが、

 

出来ないままでいること、分からないままでいることのほうが、恥です。

 

 

というか、お客様に悪いです。

 

 

 

出来ていないことに気付く。キャリアが長くなろうが、その時が成長のタイミングだから、

 

 

「今さら、恥ずかしくて聞けない」とか思おうが、「何年やってんの?」とか馬鹿にされようが、

 

 

愚直にやるべきなんです。愚直に聞くべきなんです。

 

 

 

 

自分のプライドより、お客様に喜んでもらう方が大切ですし、

 

 

そもそも、その程度のモノをプライドにすんなや、って思うし、

 

 

さらにそもそも、自分自身に対してプライドとか持つ必要を感じないんだが。

 

 

「どんな時でも、他人には笑顔を向ける」とか、

 

「人の悪口を言わない」とか、他人にベクトルの向いたものや、献身的なものなら理解できるけど。

 

 

 

 

むしろ、成長するには、「自分はまだまだ下手だ」とか、「今の自分に満足できない」とか、

 

 

そういう精神が必要だと思うんですよね。言い方アレだけど、「自己否定精神」とか。

 

 

自認欲求に駆られてはいけない。僕らが認めてもらうべきはお客様です。

 

 

 

「自分にベクトルの向いたプライド」って邪魔でしかないじゃん。とすら思う。

 

精神における贅肉、脂肪。それが「自分にベクトルの向いたプライド」。

 

 

 

 

 

ぐだぐだ長くなりましたが、

 

 

入社した頃の自分の熱を、たまには思い出す必要がありますね。

 

 

僕もまだまだ、甘いです。

 

 

営業後、ミーティングやら、練習会やらで、埋まることが多いですが、

 

 

それを言い訳に個人練習がなかなか出来ていないのは、まだまだ甘い部分ですわ。

 

 

がんばろ。