どうも、大田垣です。今日はちょっと真面目な話。
新人が入社してきて、半年が経ちました。
ピチピチのころ、描いていた自分の理想像と、現実の自分との差に凹む。あると思います。
しかし、その理想像を追っていた入社当初は、みんなキラキラしているもんですね。返事にも勢いあったり。
それが、半年経った今、どうでしょうか。
シャンプー練習していた頃のモチベーションとか、練習量とかと比べてみたら……。
まぁ、ずっと高いモチベーションを保つのは僕も無理なので、偉そうなことはいえませんが。
昔より、確実に技術的にも難しいことが求められるようになるのに、
それに反比例して、練習量が減っていったり、先輩に色々聞いてこなくなったり。
慣れって怖いですね。。。
僕自身も、新人の技術教育に携わることが増え、改めて自分の技術の見直しのために、
新人と全く同じマニュアルの練習を個人的にしているのですが、
分からないことは質問するし、納得いかなかったら解決法をメチャクチャ考えるし、色々試しますし。
当事者である新人は、最低でも今の僕よりはやらんといけんですね。
先輩アシスタントにも言えることで、美容師を始めてよく聞いてきた言葉で、
「キャリアが長くなると、今更…って感じで聞きにくくなるから、分からないことは若い頃にいっぱい質問しとけ」
僕は、この言葉、結構、嫌いなんですよね。
確かに、若い頃からそういうことはすべきだとは思いますが、成長する時ってのは、人それぞれのタイミングです。
「今更…」とか言われて鼻で笑われようが、
出来ないままでいること、分からないままでいることのほうが、恥です。
というか、お客様に悪いです。
出来ていないことに気付く。キャリアが長くなろうが、その時が成長のタイミングだから、
「今さら、恥ずかしくて聞けない」とか思おうが、「何年やってんの?」とか馬鹿にされようが、
愚直にやるべきなんです。愚直に聞くべきなんです。
自分のプライドより、お客様に喜んでもらう方が大切ですし、
そもそも、その程度のモノをプライドにすんなや、って思うし、
さらにそもそも、自分自身に対してプライドとか持つ必要を感じないんだが。
「どんな時でも、他人には笑顔を向ける」とか、
「人の悪口を言わない」とか、他人にベクトルの向いたものや、献身的なものなら理解できるけど。
むしろ、成長するには、「自分はまだまだ下手だ」とか、「今の自分に満足できない」とか、
そういう精神が必要だと思うんですよね。言い方アレだけど、「自己否定精神」とか。
自認欲求に駆られてはいけない。僕らが認めてもらうべきはお客様です。
「自分にベクトルの向いたプライド」って邪魔でしかないじゃん。とすら思う。
精神における贅肉、脂肪。それが「自分にベクトルの向いたプライド」。
ぐだぐだ長くなりましたが、
入社した頃の自分の熱を、たまには思い出す必要がありますね。
僕もまだまだ、甘いです。
営業後、ミーティングやら、練習会やらで、埋まることが多いですが、
それを言い訳に個人練習がなかなか出来ていないのは、まだまだ甘い部分ですわ。
がんばろ。