どうも、スタイリストの大田垣です。
美容師をしていて、「面白いなー」と思うことの一つで、
季節によるお客様のヘアスタイルのレングス(長さ)に対する主張。
これは、本当に様々です。
例えば、
「夏=暑い」ってのが共通認識でありますが、
そこに対するお客様個々の最適解のようなものが何なのかってことですね。
当然、そこには共通の最適解なんてものは無く、
「夏は暑いから、結べる長さになるまで伸ばしたい。」
「夏は暑いから、伸ばしていたのをバッサリ切りたい。」
なんて、真逆の主張が行き交います(笑)
ドライヤーで乾かす時に暑いのが嫌という人もいれば、
襟足が伸びてきたとき首元が暑いのが嫌という人もいます。
もうこれは個々のライフスタイルだったり、好みだったりによるので、
「長いほうが」とか「短いほうが」とか、一概には言えません。
お客様の主張を見極めて、こちらも提案しないといけませんね。
因みに僕は結んだこともないものですから、
「暑いから切る」ってのは分かるけど、「暑いから伸ばしたい」って言うのは、美容師するまでは知らない視点でした。
「へぇ~!そういうもんなんだ!!確かに!!」って妙に納得したのを覚えています。
そんなわけで、今、冬。
これもやはり、両極の主張になります。
ただ、
「冬は寒いから伸ばす」
は理解できると思うのですが、
「冬は寒いから切る」
って言葉だけだと、あまりピンときませんよね。
実は、冬は寒いから、タートルネックとか、首の詰まった服を着たり、マフラー巻いたり、、、
そうすると、服の襟で、襟足が盛り上がったり、マフラーで押さえつけられてハネたり、
だから切りたい。ってのがよくある主張だったりします。
確かに。。。
そこで、鎖骨らへんまで伸びたボブを、こんな感じのショートを切ってみました。
首に向かってキュッと引き締まるショート。
骨格がめちゃくちゃ綺麗に見えて、首元も綺麗に見えます。
まぁ、この方自体そもそも綺麗なんですが、より一層。
首の詰まった服を着ても、マフラーを巻いても、全く問題になりません。
伸びても綺麗な、首元美人なショートです。
冬のショート、
案外こんな所まで攻めて切るのもオススメですよ♪