さて、
ラグビーの話をしましょう(笑)
日本×スコットランドの日も、友人と飲みの約束をしていたが、
「飲みながら観ていい?解説すっから!!」と懇願した結果、
フルで観た。
ありがとう、友よ。
次は準々決勝。
10/20(日)。19:15~。南アフリカ戦。
友人たちとバーベキューの約束をした日だ。。。
来たる20日も、観戦許可をいただけるよう、
低い姿勢からの膝下タックルの如く、
低い姿勢からの、相手の足首に突き刺さるような土下座で懇願しようと思う。
ラグビーで培った経験が活きる瞬間となることでしょう。
やってて良かったな。
振り返り。
さて、4年前、3勝1敗(1敗はスコットランド)で突破できなかったグループリーグを、4戦全勝で突破しました。
前大会の善戦は、半信半疑な部分もありましたが、
今大会の試合運び、結果を見ると、まぐれではないように感じます。
今まで数回に渡り、美容院のブログなのにラグビーネタをねじ込んできました。
注目選手や、スコットランド戦の鍵になる事などを予測していますが、
見事に的中しています。(笑)
僕の注目は堀江と福岡でした。
堀江は潰れ役のポジションでもあるので、目立ちにくいですが、
実は堀江の視野の広さと、判断速度による球離れの良さから、何度も大きなゲイン(前進)を産んでいます。
加えて身体も強く、近場の突破をことごとく防ぎ、攻守に渡り、かなり奮闘しています。
福岡の走りも、意識して観ると「松島のようにステップを踏む」というより、「コース取りが上手く、ヌルヌル抜けていく」というのを感じていただけると思います。
スコットランド戦について。
スコットランド戦の鍵は、キック処理といいましたが、
最初のスコットランドのトライは、予測通りの展開でした。
レイドローのキックにより、スペースを狙われ、転がったボールは何とか押さえたが、迅速に詰められ、自陣ゴールでの攻防を強いられた。
味方のサポートが間に合わず、奪われ、フィンラッセルに突破された。
その後もキックで何度か差し込まれそうになるが、
福岡が何度か、相手の際どいキックを空中で競り勝ち、押さえることが出来ていた。
トライ場面の映像が流れる為、ハイライトでは写らない部分だが、2トライ以上の働きをしてくれた。
キックの処理で大きなミスがなかったことで、スコットランドに流れを渡さなかった。
キックが上手く機能しないスコットランドは、明らかにイライラしていたし、レイドローを早々に下げた(年齢もあると思うが)
実質、レイドローが下がったことでキックの頻度は減った。
しかし、やはり、後半、揺さぶりが効いたのか、日本のフォワード陣が走り負け始めていた。
スコットランドの近場からのランに対する対処が後手後手に回り、止めれなくなっていた。
本来、攻めるスコットランドとしては日本陣地の22mラインから向こうは、地獄である。(守る方も地獄)
攻めても攻めても進まない上に、ミスをすれば日本ボール。まさに地獄。
しかし、スコットランドはその22mラインからトライに到るまで、近場勝負ですんなり突破してきた。
正直、あと5分試合が長ければ結果は怪しい程に消耗をしていたと思う。
残り20分も守り続けた日本が素晴らしかった。
南アフリカ戦の鍵。(予測)
南アフリカは現在、世界ランキング4位。
とはいえ、日本のように最近になって上位になった訳ではなく、常に上位に名を連ねる強豪チームだ。
前大会、日本に負けた南アフリカは雪辱を晴らすため、容赦なく攻めてくるはず。
フォワード陣に関して、パワー勝負では分が悪いと考えます。
今回、キーマンとなるのは、
スタンドオフ、田村優。
スタンドオフとはラグビーの花形。
サッカーで言う所の、攻める時にはトップ下。守る時にはボランチ。
司令塔であり、攻撃時にはキックか、パスか、幅を持たせる要のポジションで、
守備の時もフォワードとバックスのバランスを保たせる。
特に鍵となるのは
キックによる奇襲。
(何度も言うけど予測です!)
トーナメントではボーナスポイントを考える必要がなくなるので、
キックによる3点を、取れるときにいかに取るか。
攻められていたとしても、キックによる加点で相手に余裕は持たさない。
出来るだけ仕留められる射程圏内でゲームを進める。
そして、日本には松島と福岡という、世界に対してスピード勝負ができるウイングが2人いる。
外へ外へと速い展開をしながら、スコットランド戦の3トライ目のように裏を狙うパスで、撹乱しながらスピード勝負をしていきたい。
外へ意識をやった後に、内側からのパワープレイが効いてくる。
そんな展開を期待する。
ボロ勝ちの想像は出来ない。
ボロ負けか、死闘の末の勝利か。
正直、BBQしとる場合じゃないことは確か。
俺はキメる。友人に対して、超低空土下座を。