どうも、スタイリストの大田垣です。
去年から頭皮診断の機械を導入し、希望があればお客様の頭皮を診断し、アドバイスをさせていただいております。
まぁ、、、「え、怖い…やめときます(笑)」っていう方も勿論いますが(笑)
で、実際に診断した方で、Before と スパ後の After を撮らせていただきました。
診断した際のカウンセリングの内容も併せて載せておきます。
触診・目視の段階
手で触った時の印象は、「頭皮が硬い」
目視での印象は、「頭皮が黄色くくすんでいる」
この2点が特に気になりました。
頭皮が硬いとどうなるか?
頭皮が硬いということは、
①筋肉が凝り固まっている可能性
②水分が少なくて頭皮の厚みが無くなっている可能性
が考えられます。
どちらにしても、硬い頭皮は血行不良が起こりやすく、髪への栄養供給が弱まり、
細毛、ハリコシの低下、抜け毛のリスクが高まります。
シャンプーをする際の洗い方をなるべく、揉み洗いにするよう意識する事がとても大切です。
【合うスパ】
・エイジングスパコース
凝り固まった頭皮の筋膜を、ゴリゴリ剥がして血行促進を促すコースです。
・炭酸系のスパ
炭酸によって血行促進を促し、筋肉を解れやすくするコースです。
頭皮が黄色くくすむとどうなるか?
頭皮のくすみは、「酸化」という現象です。
酸化=老化と思ってください。
酸化した頭皮からは、エイジング毛という、細かいクセ毛みたいなのが生えてき易くなり、
纏まりにくくなったり、扱いが難しくなります。
「髪質が変わって、ボワボワするようになった…」という方は要注意。
酸化自体を防ぐためには、生活習慣の改善が重要になってきます。
紫外線対策、抗酸化効果のある食事、規則正しい生活、ストレス発散…
言うのは簡単。正直、「やってください」と言われても、なかなか難しい部分ではありますが、
知っておいて損はありませんね!
【合うスパ】
・コラーゲン系のスパ
高い抗酸化力のあるトリートメントムースを使って、頭皮に潤いと、透明感を生み出すコースです。
機械で診断した結果
やはり「くすみ」はあったものの、その中でも所々、赤みが滲んでいる部分が見受けられました。
これは血行不良が起きつつあり、頭皮の硬さもあったことで、その兆候が現れつつある、という状況。
それに加えて、触診ではそれほど気にならなかった油分バランスですが、結構油性でした。
このオレンジの光は、「油分が出て、落としきれなかったものが酸化して古くなり、固まった状態」だと思ってください。
これを放置しておくと、雑菌繁殖の原因となり、血行不良とは別の「頭皮の赤み」に繋がってきます。そして意外と、1度丁寧に洗うだけでは落ちない。
新しい油分も、頭皮専用のアブラ取り紙でチェックするのですが、これも結構ありました。
【合うスパ】
・炭酸系のスパ
炭酸はクレンジング力がかなり高め!
診断後のお客様の自覚
①「そういえば、夕方くらいになると、少し頭皮が匂うかも…」
②「23時くらいに寝て、3時に目が覚めた。」
①は、酸化した油分が原因ですね。
②は、凝り固まった筋肉です。筋肉が緊張状態にあると、眠りが浅くなりやすいです。
診断して一番気になったのは、油分でした。
という事で、総合的に見て、「炭酸系のスパ」が最も合うという結論に。
炭酸スパ後の頭皮
毛穴という毛穴にあったオレンジの大きな光が、目に見えて減っていたり、小さくなっているのが分かります。
まぁ、それでも少し残っていますが、そのくらい酸化して固まった油分というのは落としにくいもので、
日頃のシャンプーの丁寧さが如何に大切かが分かります。
頭皮の柔らかさも増し、十分な効果が得られたのではないのかと思います。
お客様自身も「オレンジの、ホンマ減った!!」と実感されていました。
まとめ
近年、ヘッドスパの興味は多く持たれ、メニュー化している美容院も増えています。
「気持ち良い」が先行しやすいメニューですが、確実に環境改善、ケアの効果も期待できます。
どうせするなら、効果の実感をしながら、しっかり頭皮ケアをして、お悩みの改善や、予防をしていけたらと思います。
PROSOLのスパは、正直、こだわりの塊です。