どうも、スタイリストの大田垣です。
今日はメンテナンスを兼ねて、和田君にカラーをしてもらいました。
ずっとやりたい感じというのがありまして…。
赤髪にしたい!!!
赤髪といっても、「ほんとに原色の赤!!」って感じではなくて、
あくまで人間に似合う範囲の、でもなるべく濃い赤という、結構微妙なラインを攻めていきたいです。
最終的には、メロガッパってyou tuberの赤髪の人みたいにしたい。
ということで、Before。
今までも赤を結構入れていたので、褪色しても結構赤みは残っています。
後ろの和田君と比べてみると、とても分かりやすいですね!
で、撮影の際に自腹で買った、最強に赤い薬剤の存在を思い出し、
それをカラー剤に微量混入。
微量入れるだけでも焦るほどの発色をするじゃじゃ馬カラーです。
今回のレシピは、
イルミナカラー10Lvのブロッサム
イゴラロイヤルペンタ(じゃじゃ馬)
アディクシーBLUE
これを10:1:1で。
ブルーを入れるのは、「パキッとした赤にしたくない」という考えで、
赤に、隠し味程度に青を入れることで、赤の深みが増すのです。
で、染まり上がりがこちら。
うん、赤み増えた。
ふとした時に見ると結構赤いです。
ただ正直、じゃじゃ馬にビビリすぎたかな。
もう少し赤くても良かった。次はさらに強くしてみよう。(笑)
和田スタイリングお願いしてみた。
ちなみに…
和田君は、このようにマネキンでのマニュアルカットを全て合格し、もうすぐカットモデルに入っていきます。
それに際して、「こんな風にしたいです!」に応えられるスタイリング技術も必要になってきます。
今、一生懸命ヘアカタログをみて、デッサンしているのですが、意外とこれって大切で、
「このヘアスタイルの特徴、ポイントってどこかな?」
「ポイントになっている毛は、どこから来た毛なんだろう」
「シルエットは?アウトラインは?」
などなど、そうやって探しながらデッサンすることで、すばやくそのヘアスタイルを理解するわけです。
実際、お客様を切るようになると、写真を見ながら、写真とお客様を往復して切るわけにはいきませんからね。
ある程度のポイントを抑えて、「こういうスタイル!」と覚えた上で組み立てていきます。
で、比較的難易度が高いと思われる僕の頭。
苦戦する和田君。
他人をスタイリングするのって、本当は難しい。
最初のうちは、力を出せば出来る力はあるはずなのに、遠慮して手つきが小さくなり、結果的に迷子になってしまう。
少しずつ慣れていったら良いな。
最終的には、「ギブです。お手本をwww」ってなりましたが、よく頑張りました。
いや、結構赤いわ(笑)
今後も成長する和田君にご期待下さい!!!