どうも、スタイリストの大田垣です。
先日、嬉しいことがあったので、その趣味について自己満足で熱く語ります(笑)
というか、廿日市の寺岡部長がたまに僕にオススメを聞いて、随分参考にしてくれているようなので、
喋りで語るとマジでややこしいので、もう一気に解説します。(笑)
このように、酒好きです。
おしゃれなロックグラスを手に入れ、
兄から丸氷を作るアイテムをオススメされ、
手に入りました。これがうれしい事。¥2,000なり。
テンションがあがります。
透明な氷を買い続けることを考えたら、絶対こっちのがいい。
「透明な氷」というのは意味があり、
「不純物のない氷=透明な氷」になります。
不純物のいうのが、気泡であったり、カルキであったり、
通常の氷の中が白かったりするのは、こういったものが原因になっていて、
氷そのものの味にも影響してきます。これは氷を食べたら分かるレベルで異なります。
そして不純物がある水は、純粋な水に比べ、凍る温度が異なる性質があります。
その性質を利用し、純粋な水だけが凍り、不純物を含んだ余りの水は、製氷機の貯水槽に流れ、溜まるという仕組み。
う、美しい…。
ここにくっそ美味いウイスキーを注ぐと…
氷が消える!!!
ご覧のとおり!!!
もはや芸術ですね。
純粋な氷って、飲んでいて気付いたけど、溶けるのが結構早い。
ガツンとくる注ぎたてのストレートに近い深い味わいも美味いけど、
氷が溶けて薄まることで、アルコールの刺激が弱まり、甘みが増してくるのも良い。
ウイスキーを美味しくいただく飲み方は、
ストレート、ロック、トワイスアップが推奨されています。
トワイスアップとは「酒:水=1:1」。
ストレートのように脳髄を貫通する香りではなく、ふわっと香る芳醇な香りになり、大きく味わい、香りも変わります。
ロックで飲む楽しみは、ストレートから楽しみ、時間をかけて飲むことで、溶けた水で薄まり、水割りに近づき、裏に隠れた旨みまで感じること。
こういった変化も度数の高いお酒の楽しみです。
酒好きのために…
ウイスキーにはスコッチ、バーボンの2種がありますけど、何が違うのか。
簡単に言えば、スコッチはスコットランド系。バーボンはアメリカ系。
味でいうとスコッチは大麦。バーボンはトウモロコシ由来。
スコッチはワインを作る際に使われるような古いシェリー樽を使うことで、ワイン特有のフルーティーな酸味、甘みを長い年月をかけて吸収。
バーボンは、ホワイトオークという木材を用いた新樽をバーナーで焦がし、なんやかんやして短い期間で熟成させて作ったものです。
この2つに関してはもう、好みです。
使う樽によって大きく味わいが変わり、その樽も地域によって特徴があります。
このブログ内で飲んでいる「ラフロイグ」というお酒は、スコットランドのアイラ島の樽で作られ、その樽は島特有の磯の香りが染み付いているため、
飲んだときも確かな磯っぽさ(ピート香)を感じます。
↑ ピート(水生植物などを含んだ泥炭)
実際にこのピートを燻して香り付けもしてあるので、スモーキーなウイスキー(大体アイラウイスキー)という部類になり、クセは強め。つまみも燻製や海産物が最強に合います。
この燻製さきいかが最高に合います。
ボウモアが一番メジャーでクセが少なく飲みやすい。でもウイスキー沼にハマる人は、ラフロイグ、ラガヴーリン、アードベッグなど、より磯臭いのを好むようになります。
他にもスコッチでは、ワインを造っていたお古のシェリー樽なんかは、モロにフルーティーな味わいになります。
レーズンっぽさや、りんご、梨など、フルーツ特有の甘み、酸味を感じて、とても滑らかな味わいです。
この辺はドライフルーツやフルーツピール入りのチョコなど、フルーツを感じる甘いものをツマミにするのが最適です。
最強はマッカランや、バランタイン。ただ、コスパなどを考えれば、グレンリベット、グレンフィディックあたりが値段の割に化け物クオリティと言われています。
スコッチ系はバーボンに比べ、寝かせる時間が長いものが多く、大体10年そこらのものが一般に出回っています。
年数が増えれば、それだけその樽特有の旨みが染み込み、香り深い味わいになり、旨みも値段も増します。
30年ものとなれば貴重すぎて、○○万みたいにアホな値段で売られています。
バーボンは焦がしが入っているので、カラメルっぽさ。
トウモロコシ由来なので、穀物っぽさが出やすいです。
なので、カラメルでいえば、コーラで割ってコークハイにしてもいいし、プリンやバニラみたいな甘みにもかなり相性がいいです。
もちろん、ナッツにも合いますし、中でもトウモロコシ由来というところから、ミックスナッツの中に入っている、ジャイアントコーンとかは断トツ相性いいです。
ジャックダニエル、メーカーズマーク、ワイルドターキーなどが安定して美味い。
主に寺岡部長、参考になりましたか?(笑)
そんな感じで、ひっそりと仕事終わりの1杯を楽しんでおります。