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2020.07.12 大田垣 成俊
【まるで3D!?】立体感を作る奥行き大人ショートボブ

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

えー、まずですねー。

 

【まるで3D!?】なんて煽っていますけど、

 

そもそも現実は3Dや。

 

2Dの人間なんてこの世におらん!

 

多分、僕が二次元が好きすぎて脳がやられただけ!

 

 

ってことで、写真の中の2Dが3Dに見えるかも!?って理解でよろしくお願いします。(笑)

 

 

先日書いた記事。

 

【絶壁補正の丸みショートボブ】夏はバッサリ、ショートにしたい!!

そうです、ショートです!!

 

そして、今日も今日とてショート!!!

 

ショート切るの好きなので普通に嬉しい。

 

今回は、コロナ自粛で3月ぶりのご来店のお客様。

 

 

カウンセリングを始めるも、

 

「や、もう、大田垣さんなら似合うようにしてくれるので、お任せします!(笑)」

 

と丸投げされました(笑)

 

 

その信頼はとても嬉しい。

 

 

嬉しいけど一瞬、「え、じゃあ、、、どーしよ(笑)」ってなる。

 

 

数秒考えた後、

 

夏っぽく耳回りはしっかり量とって、透け感つくるのと、

 

大人っぽさは残したいので、襟足の引き締め、

 

後頭部はしっかり毛を重ねて奥行きをしっかり出し、

 

後頭部からの襟足の形でメリハリのあるスタイルにしよう。

 

 

そんな感じを考えながら提案して、切らせていただきました。

 

ショートの仕上がりはこちら!

 

 

オイルで手グシを通すだけで、綺麗な毛の流れが作れます。

 

残念ながら写真は少しボヤけてたり、背景がガチャッとしておりますが…(汗)

 

 

後ろからの写真でも、しっかりした立体感から、奥行きを感じられると思います。

 

え?感じられますよね…?(;´д`)

 

 

 

美容院での「お任せします」の真実

 

あるお客様と話題になったんですが、

 

お客様がつい口にしてしまう「お任せ」という言葉について、

 

「困らないんですか?」という疑問をいただいた。

 

 

TVかなんかで、「お任せって言われたから、思うように切ったら、クレームになった」みたいな美容師の話を聞いたらしい。

 

 

それに対して僕の答えは、

 

お任せって言われて、ロングの人をベリーベリーショートにしたらどうでしょう。

 

いくらお任せと言っても、そこまでの想像はしていなかったはず。

 

 

「坊主、絶対かわいいと思って。。。〇〇さん、頭の形、すごく綺麗だし、活かせると思って。。。

 

お任せって言われたから、死んでも坊主にしたかった」

 

 

極端な話ね。そんな美容師、心臓が強すぎる。

 

 

 

そう、いくらお任せと言っても、「ある程度の振れ幅の想像はしている」と思った方がいい

 

 

どんなにお任せでも、イメージの共有は必要です。

 

最低限、長さの振れ幅の共有は絶対です。

 

 

どのくらいの長さまで切ると、やり過ぎなのか。

 

それが決まって初めて、「こういう風にしますね!」と言えると思う。

 

 

 

僕が思うに、「お任せ」には大きく2通りあると思ったうえで解説してみます。

 

 

1つは、「本当はなんとなくイメージはあるけど…お任せで」という人がいる。

 

ある程度の長さを共有したら、一応カタログを見せて、

 

「パラパラッと捲って、なんとなく好きなの、何個かテキトーに指差してください♪」

 

そこで選んだ雰囲気とか、好みとか、女性像、共通点を汲み取って、

 

 

「なるほど。そういう感じが好きなんですね。なら、こうしていこうと思うので、後はお任せください♪」

 

 

 

もう1つは、「全く新しい自分にチャレンジしたくて、お任せ」の人もいます。

 

この場合はあんまり聞きすぎても「お任せって言ってるじゃん…」ってなるので、

 

こちらから「このくらいまで行ってみるか!!」と、美容師側がやりたい感じをノリで言います。(笑)

 

了承を得た時点で、「あ、でも、ここはこうして欲しくない!怖い!とかがあれば一応教えてくださいね!」とコンプレックスや、悩みは聞きます。

 

お任せでも「されて嫌なこと」ってあるだろうし、そこはやはり気を付けます。

 

その上で、「あとはお任せくださいねー」ってなる。

 

まとめ

 

どうですか?

 

お任せにも色々あるんです、きっと!

 

 

どんなお任せかは、もう、察するしかないと思っています。(笑)

 

皆さんは、どっちのお任せタイプでしょうか??

 

美容師は、お任せはお任せでも、その奥にある願望を掘り当てましょう!(笑)