どうも、スタイリストの大田垣です。
えー、まずですねー。
【まるで3D!?】なんて煽っていますけど、
そもそも現実は3Dや。
2Dの人間なんてこの世におらん!
多分、僕が二次元が好きすぎて脳がやられただけ!
ってことで、写真の中の2Dが3Dに見えるかも!?って理解でよろしくお願いします。(笑)
先日書いた記事。
そうです、ショートです!!
そして、今日も今日とてショート!!!
ショート切るの好きなので普通に嬉しい。
今回は、コロナ自粛で3月ぶりのご来店のお客様。
カウンセリングを始めるも、
「や、もう、大田垣さんなら似合うようにしてくれるので、お任せします!(笑)」
と丸投げされました(笑)
その信頼はとても嬉しい。
嬉しいけど一瞬、「え、じゃあ、、、どーしよ(笑)」ってなる。
数秒考えた後、
夏っぽく耳回りはしっかり量とって、透け感つくるのと、
大人っぽさは残したいので、襟足の引き締め、
後頭部はしっかり毛を重ねて奥行きをしっかり出し、
後頭部からの襟足の形でメリハリのあるスタイルにしよう。
そんな感じを考えながら提案して、切らせていただきました。
ショートの仕上がりはこちら!
オイルで手グシを通すだけで、綺麗な毛の流れが作れます。
残念ながら写真は少しボヤけてたり、背景がガチャッとしておりますが…(汗)
後ろからの写真でも、しっかりした立体感から、奥行きを感じられると思います。
え?感じられますよね…?(;´д`)
美容院での「お任せします」の真実
あるお客様と話題になったんですが、
お客様がつい口にしてしまう「お任せ」という言葉について、
「困らないんですか?」という疑問をいただいた。
TVかなんかで、「お任せって言われたから、思うように切ったら、クレームになった」みたいな美容師の話を聞いたらしい。
それに対して僕の答えは、
お任せって言われて、ロングの人をベリーベリーショートにしたらどうでしょう。
いくらお任せと言っても、そこまでの想像はしていなかったはず。
「坊主、絶対かわいいと思って。。。〇〇さん、頭の形、すごく綺麗だし、活かせると思って。。。
お任せって言われたから、死んでも坊主にしたかった」
極端な話ね。そんな美容師、心臓が強すぎる。
そう、いくらお任せと言っても、「ある程度の振れ幅の想像はしている」と思った方がいい。
どんなにお任せでも、イメージの共有は必要です。
最低限、長さの振れ幅の共有は絶対です。
どのくらいの長さまで切ると、やり過ぎなのか。
それが決まって初めて、「こういう風にしますね!」と言えると思う。
僕が思うに、「お任せ」には大きく2通りあると思ったうえで解説してみます。
1つは、「本当はなんとなくイメージはあるけど…お任せで」という人がいる。
ある程度の長さを共有したら、一応カタログを見せて、
「パラパラッと捲って、なんとなく好きなの、何個かテキトーに指差してください♪」
そこで選んだ雰囲気とか、好みとか、女性像、共通点を汲み取って、
「なるほど。そういう感じが好きなんですね。なら、こうしていこうと思うので、後はお任せください♪」
もう1つは、「全く新しい自分にチャレンジしたくて、お任せ」の人もいます。
この場合はあんまり聞きすぎても「お任せって言ってるじゃん…」ってなるので、
こちらから「このくらいまで行ってみるか!!」と、美容師側がやりたい感じをノリで言います。(笑)
了承を得た時点で、「あ、でも、ここはこうして欲しくない!怖い!とかがあれば一応教えてくださいね!」とコンプレックスや、悩みは聞きます。
お任せでも「されて嫌なこと」ってあるだろうし、そこはやはり気を付けます。
その上で、「あとはお任せくださいねー」ってなる。
まとめ
どうですか?
お任せにも色々あるんです、きっと!
どんなお任せかは、もう、察するしかないと思っています。(笑)
皆さんは、どっちのお任せタイプでしょうか??
美容師は、お任せはお任せでも、その奥にある願望を掘り当てましょう!(笑)