どうも、スタイリストの大田垣です。
今日も今日とてメンズの話。
実は奥が深い!!刈り上げについて
昨今のメンズスタイル事情として、必要不可欠な刈り上げ。
単純に短髪にするから刈り上げる人。ツーブロックにしたい人。
メンズのお客様が多い僕ですが、もはや刈り上げを取り入れていないメンズの方が、少数派になっています。
お客様の中には、こう思う方もいるでしょう。
刈り上げって、バリカンで「ヴィィィィィィィ……!!!」ってやるだけじゃないの??
否否否否、断じて否ァァァァァァ!!!!
刈り上げでも、色んな表現があります。
全部同じ長さで刈り上げることもありますし、
その場合でも、刈り上げの長さによって見え方って大きく変わりますし、
刈り上げの長さを徐々に変えて、濃淡のグラデーションを作ることもありますし、
濃淡があるなら、その具合にもよりますし、
骨格的にどこまで刈るのか、そういった幅の設定も大切ですし、
実はこだわりだらけです。
フェードカットとは
フェードカットと言っても、これにも種類はあります。
カミソリとかを使って、ツルツルになるまで毛をなくして、地肌感を出しまくるスキンフェードとか、
このスキンフェードは、免許的に美容師は剃りを使えないので、ちょっと難しい技術ですね。(剃り系は理容師免許が必要)
こんな感じで、フェードカットは刈上げの濃淡のクラデーションが際立つようなカットです。
リンクの画像の中には本当に芸術的なまでのフェードもあって、、、マジですごい。
で、このフェードカットはもともと海外の男性に多い印象のヘアスタイルですね。サッカー選手とか特にそんなイメージ。
フェードカットしてみた
まずはBefore。すでに少し切っていますが気にしないでください。(笑)
こちらがAfter。
産毛トリマー、細かいバリカン、長さ可変式のバリカン、
これら三つと、ハサミ、クシを駆使しながら完成しました。
なかなかの完成度です。
が、おそらく、バーバーで剃るフェードはもっと短いと思う。
つまり、芸術的なバーバーの刈上げのスキンフェードに比べると、まだまだ甘い!!
使える道具の限界ですね。。。
冬は寒そう…。
この夏は、「いつもの刈上げよりももっと短く!!」くらいの勢いで、攻めの刈上げをしたら、
「いつもと同じ刈上げ」から脱却できるかもしれませんね。
こうやって比べてみると、引き締まっている感が半端ないですね(笑)