どうも、スタイリストの大田垣です。
SHINBIYO(シンビヨウ)という美容師が読むような業界誌があるのですが、
8月号の表紙にとても既視感があります。
これを作った美容師さんは、もしかして………
プロレス好きなのでは…??
キングオブストロングスタイルこと、中邑真輔。
高めの刈り上げ × ロン毛 × スパイラルパーマ × 派手な衣装 × 取りそうなポーズ
これは偶然の一致ではないような気がする。
そうだったら良いな。と思う今日この頃です。
お店ではタブレットを用意して、お客様にはそれで好きな雑誌を読めるようにしているのですが、
たまーーに「週刊プロレス」をご覧になっている女性がいて、
「おっ?」となり、話し掛けようかウズウズします(笑)
さて。話は飛びますが、先日、ある動画の撮影をしてきました。
これから美容師になる学生さん達に向けて、
「働く前に知りたいこと」
「気になる現場の声を伝える」
「会社ではどんなことをしているか」
などを動画にして、InstagramのPROSOL.OFFICIAL に載せています。
今回は、
「もうすぐデビューを控えるアシスタントの心境」
「教育のシステムや携わる先輩の想い」
という感じの内容となっております。
撮影風景。
で、五日市でも和田くんがカットモデル中。
カットモデルというのは、アシスタントがスタイリストになるための通過儀礼のようなもので、
お店に来ていただいて、通常通りカウンセリングをしてお客様の要望を引き出し、施術をする。
僕らスタイリストがやっていることと同じ事をやる感じです。
ただ、レッスンとしての施術なので、間でスタイリストの指導が入ったりするので時間は掛かります。
現在は60人がノルマになっており、それを終えれば最終試験を受ける権利が得られます。
最終試験では各店の幹部や役員が試験監督となり、その中でカウンセリング、プレゼン、施術をしたのち、合否を決定します。
かなりの緊張。
僕がスタイリストになったときの心境は、怖さと楽しみが半々の変な感覚でした。
怖さというか、責任の重圧というか。
理想と違うスタイルを提供したり、ミスをすると、お客様は当然、ショックを受けます。
この仕事において、その反応って、目の前で起こるんですよね。
中には取り戻せないものもありますから。最悪、お怒りになるケースもあると思います。
そういう恐怖。恐怖っていうと聞こえは悪いけど、持つべき恐怖とも思います。緊張感、慎重さ、繊細さの類い。
同時に上手くいったときも、目の前で嬉しい反応を窺えるのがこの仕事。
喜んで欲しい、笑顔で帰って欲しい。その一心です。
怖さと楽しさが同居して然るべきとも思えます。
ま、それが醍醐味でもあるんですけどね。
なんか写真を漁っていたら、カットモデルをしていた頃の写真が出てきました。
友人の従姉妹でしたが、アシメのマッシュ希望で、カットモデルをしていた頃で一番手応えを感じたのを覚えています。
他にも昔のスタイルが何個か出てきましたが、
上手くなったもんですよ(笑)
でもまだまだ学びは終わりません。技術にゴールなんて存在しませんから。
1000人切って、1000人が感動する技術。
そんなことができたら、この業界で神になれますからね(笑)
でも、その割合が少しでも増えるように頑張っていきます。
和田くんのことも応援、よろしくお願いします♪