手荒れは、美容師にとって、運命みたいなもので、
その破壊力たるや、離職原因にすら成り得るほどです。
で、突然、自分で言うのも変な感じですが、僕は、結構、手、自信あるんですよ。
爪も丈夫、指も長くて、やや細めで、バスケットボールが掴めるくらい大きい。
「自称:手フェチ」のお客様には、絶賛された事は何度かあります。よく言われます。
そんな僕の手ですが、昔は結構荒れていました。
しかし、「昔は結構荒れてたからねー」と後輩に言っても、結構信じてもらえなかったり…。
今の手はこんな感じ。相変わらず雑な写真ですが。
(……黒い………)
んで、昔の写真。
(よく見ると、手首の方まで発疹でてます。)
はるか昔にしていたmixiのIDとpassを当てずっぽうで打ち込んだら、奇跡的にログインできたので、
ここぞとばかりに写真を漁っていると出てきました(笑)
これでもまぁまぁ僕の中ではマシな方で、ひどい時は手の甲の関節のシワに沿って、ひび割れを起こして、
とりあえず汁が、常時、出ます。
それでも、「まだまだマシよ」って声が挙がるくらいで、
本当に酷い場合は、手荒れが顔の方まできたりします。
朝起きたら出血…(痒くて無意識にかいて出血)とか、僕くらいのレベルでも普通にあります。美容師あるあるです。
グッと拳を握ったら、出血とか。むしろ、拳を握れないとか。それもあるある。
この手荒れがいつ治ったかは思い出せませんが、施術に入るたび、マメに手袋するようになってから…というのは確実です。
手袋シャンプーに関しては常に賛否両論。今後も変わらず賛否両論かと思います。
でもネットのお客様の意見を見ていると「手袋シャンプーされた。こんな店二度と行くか。」とか「ありえませんね」とか。
超シビア!!!
個人的には、スタイリストになっても、今後、トップスタイリストになっても、自分が出来る時は自分がシャンプーしてあげたい気持ちはある。
お客様は、
気持ち良いから、手袋なしで、手荒れした手でシャンプーしてほしいのか。
それとも、手荒れしていない綺麗な手で、髪を乾かしたり、触ってほしいのか。
僕は、綺麗な手で、お客様に触れたいです。
手荒れの汁をお客様に付けたくはありません。
そんな性癖もないし、別にその手荒れの汁にトリートメント効果もないし。
美容師としての寿命が延びて、1年でも長くお客様との関係を継続したいから、いついかなる時も綺麗な手で触りたいから、迷わず手袋しますね。
他スタッフも、手荒れ治ったら良いのに…。
と思う今日この頃。