どうも、クセ毛コンプレックス美容師の大田垣です。
クセ毛って辛いですよね。
実は、僕、クセ毛じゃなかったら美容師していないと思うんですよ。
子供のころは素人ながら親が僕の髪を切ってくれていました。
でも親が求める、男の子に対する髪型は、「短く清潔感」「しばらく切らなくていいように短く」
主にこの2つが求められることが多いのです。
僕の中での方程式で、
広いオデコ×クセ毛×短い髪=薄毛っぽく見える×思春期=引きこもる=確実な死
こうなるわけです。絶対です。
「広いオデコ」と、「クセ毛」はもうどうしようもありません。
しかし、「短い髪」は自分で調節できれば、何とかなるかもしれない!!!
これがセルフカットの始まり。
周りの友人が前髪セルフカットでことごとく失敗し、阿鼻叫喚する中、僕は意外と大丈夫だったことから、
「あ、俺、才能あるんかも」とか調子に乗ったのがキッカケです。
でも、クセはやはり気になる。体育のあと、雨の日、湿気が僕の髪をウネらせます。
クセ毛の人は分かると思いますが、「髪を引っ張る癖」「前髪を触る癖」が身につきます。
その癖を見兼ねてか、中学の時、友人がくれたアドバイス。
「クセが気になるなら、アイロン使えばいいじゃん」
ここからは有名な話ですが。。。
革命でした。「アイロンでクセが直るんじゃ!!!!まじか!!!!」
翌日から親に頼んでアイロンを引っ張り出してもらう。
「あんたぁ、これ、何に使うんねー?」
「いや、ちょっとね。」
そそくさと隠れて準備する。
プッ…シュゴゴォォォォォォ………(スチーム音)
こ、これでクセに悩まなくて済むのか。
アイロン台に土下座する体勢になり、前髪を台にぺろんちょ☆して、念のため、クシで梳きます。
パワーは……弱でいいよな。流石に。
スッー…スッー…(アイロンを滑らせる音)
「ま、、、真っ直ぐなったーーーーー!!!(歓喜)」
そうなんです。ストレートアイロンなんてのは、当時の僕の脳内辞書には記されておらず。
アイロン=
でした。
こうして、セルフカットを身に付けて、アイロン(?)を使いこなすようになった僕は、
美容師への興味が徐々に増していった訳です。
(後日、アイロンは親にバレて、禁止となりました)
そんなこんなで、紆余曲折を経て美容師になった僕は、よく周りから言われるんですけど、
「良い感じのクセよねぇ~。羨ましい!!」
僕は思うのです。果たして、本当にそうだろうか。
散々悩まされ、苦労し、クセによってモテ期を棒に振った僕が。
お客様は僕の苦労したスタイリングに、どこか、幻想を抱いているのかもしれません。
先日、和田君にサイドシャンプーを教えていたのですが、
練習台になった後、タオルドライしてそのままの状態で指導していたところ。。。
自然乾燥して出たクセがこちら。
寝癖じゃないです。クセです。前髪イリュージョンです。
カレーパンマンみたいなシルエットです。
休みの時の僕は、割とこんな感じです。
これが現実です。
雨で濡れて乾いたら、ほんとにこんな感じになります(笑)
一応、雑にでも、スタイリングしようとしてみました。
こんなん、いったいどうすりゃいいんや……(絶句)
中には勿論、良いクセの人もいるし、
僕の頭でも、「良いクセが出てくれる部分」もあるんですが、
あくまで部分的に、です。
なかなか上手くいかないのが現実。
でも、だからこそ、
クセとはリアルにずっと向き合ってきました(笑)
活かすも殺すも慣れました。
皆さんが「良いクセよね」と言ってくださるのは、ストレートアイロンで、活かすも殺すもした結果です。
全部のクセが活き活きしていたら、そりゃもう大変なことに。
そんなわけで、クセを活かす上で大事なことは、
活かす部分、殺す部分をハッキリさせることだと思うんですよね。
勿論、全部、抹殺するも良いです。
活かすにしても、MAXで出すんじゃなく、クセを弱くしたのを活かすとか。
簡単そうに言いますが、なかなか一朝一夕でできる話ではないです。
しかし、そうする為のカットもしますし、ヒントはお伝えできますし、
実際にアドバイスをして、自分で出来るようになったと喜ばれる方もいます。
一度、改めて、自分のクセと向き合ってみては??
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事を書いたのは、クセ毛に悩む同志。
https://www.prosol.co.jp/itsukaichi/staff/234/
24時間受付可能なネット予約はこちらから
写真を用いたカウンセリングが可能
様々なご質問、ご相談にもお答えします
↓ ↓ ↓
インスタグラム