大人になってから、意識高い系の話になった時に、よく、「何でもいいから一番になれ!」と言われます。
どうも、『パンツを破らせたら日本一!!』。意識他界系スタイリストの大田垣です。
今日も事故紹介がシュールにキマりましたね。
先輩の結婚式の為に買ったタキシードのパンツが1日で破れたり、
講習遅れそうだったので急いで自転車に跨ったとき、勢い余ってサドルがパンツを貫通して、破れたり、
履いているパンツに合わせようと、シャツを買って帰っているときに、そのパンツが破れたり。
先日、ボクサーパンツが一枚、履くとき股の部分に脚が引っかかり、貫通。スカート化してしまいました。。。
一応、下着のパンツが破れるのはレアです。僕の中では。
さて、本題。
トナーによる外国人風カラー。
アレンジはお休み。
今日はカラーのお客様をご紹介します。
先日、「就活終わったので明るくしたい!!」というお客様で、
見た感じ、毛先30cmくらい、黒染めが残っていそうな茶色加減で、それでも結構抜けてはいたので、
「無駄に傷めたくないし、ブリーチなしでイケるかなー…」と、ブリーチ以外で一番明るい薬をぶっ込んでみたところ、
ダメでした……。黒染め、根強し…。
結果的にはブリーチちょい混ぜ追加して、その場でお直し。ダメージも感じず、上手く出来たので喜んではくださいましたが、
一発でキメる事が出来ず、自分の見極めの甘さを感じます…。
が、今日、ご来店してくださって、第一声。
「染めてからなんか、周りからめっちゃ褒められるんです!!!!」
……え?そうなん??
正直にいえば、前回は
「ただただ綺麗に明るくする。」
「黒染めの後消しで、赤みが強く出る可能性もあるから、色味は一応アッシュだけど、そんな透明感は出ないかも」
そんなスタンスで、とにかく「明るく綺麗に」という点で、肌色、目の色で「明るさの似合わせ」だけ、こだわったのです。
なので、僕の中では、
「まだ完成じゃないんです…」
という気持ちでした(笑)
カウンセリングにて。
カウンセリングで、今の気分とかで、今後の方向性を決めていくのですが、
「明るくして褒められたけど、またバイトがあるから落ち着かせたい」
「イメージを変えたい」
「落ち着かせたいけど暗いのはイヤ。元気な感じで」
「やっぱ外国人風ってのが好き」
ふむ。
イメージ変えるにあたって「元気な感じで」なら、パーマもありかと思い提案してみたが、今後の検討。今日はパーマ風にコテで仕上げることにしまして、
元気に見えるカラーなら、ベージュもいいかな。と思っていたら、
「外国人風」ってキーワードが来たので、濃いアッシュによるホイルワーク(ハイライト)を提案。
暗くするにあたって、アッシュって、青なので、濃く入れると結構暗く見えたりするものです。
ハイライトで色を抜いてしまえば黒染め明るくした所の馴染みも良くなるし、
上からトナーで濃いアッシュで被せてしまえば、暗くても柔らかく、透明感が出て、パーマ無くても軽く見えるし、
トナーについて↓↓
いざ巻いてしまえば、もっと外国人風になるし。
「一石三鳥くらいあるんじゃね??」
って1人でニヤニヤしていました。
お客様からしたら、
ってなりそうですが、そんなこんなをグルグル考えています(笑)
Before
2ヶ月前のカラーが落ちていて、結構赤み出ています。
すんごい微妙になんですが、黄色線より毛先は、まだ若干の黒染めの染料が残っているのを感じました。
After
完全無加工です。デジタルパーマ風コテ仕上げ。
やわらかーい!!!
多分、もっと褒められると思いますよ。。。
最近はアッシュ単品よりも、バイオレット混ぜるのにハマっています。
というか、これから曇りが増えて、乾燥の時期になると、
バイオレットでしっとり感を織り交ぜるのは、個人的にはマストなんじゃないかな…とか考えています。
意外とバイオレット入れることで、ハイトーンカラーなんかは特に無彩色系のカラーに近付くので。
これ、インスタ風に加工したら、
こんなんなるけど(やりすぎw)、
なんか、すんごいハーフっぽいですね!!
でもみなさん、加工詐欺には気をつけてくださいね(笑)
でもでも、これが自分の中で理想でもあり、
もうチョット、原色の青ぶち込んだほうが、加工写真みたいに近付いて、もっと外国人風っぽくて良かったんかもなぁ…。
と、今回も反省ばかり。
だからこそ美容師は面白い。
美容師って正解ないし、いつまでもゴールに着かないからこそ、反省がないと成長もない仕事ですので、
「まだ完成じゃないんです…」
って言い続けることも大事だと思うし、
「完成!!」って言った時点で終わる。
って思っています。
「もっとこうしておけば」とか、「あそこが気に入らなかった」とか、僕は自己評価として言いますけど、
それは失敗ってことでも、下手ってことでもなくて、
次への期待、向上だと思ってくださいね。
僕はそう感じながら、自分が納得していなくても、お客様が喜んでくださればそれでいいと思いますし、
ただ「でも、さらにそれ以上を次回には!!」と思える自分でいることが、美容師である以上、持つべき責任と思います。
頑張りまっせー
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この記事を書いたのは
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