BLOGブログ

2017.10.03 大田垣 成俊
縮毛矯正のメリットとデメリット【高校生女子の間で空前の縮毛矯正ブーム!?】

どうも、先日お客様に「大田垣さんって、バリスタみたいですよねー。」と言われて、

 

 

バリスタ(コーヒー入れる職人さん)↓↓

 

 

 

なんだか少し嬉しかったスタイリスト、大田垣です。

 

 

 

ほんとは最初、聞き間違えて、

 

 

 

 

「バティスタみたいですよねー」って言われたのかと思いました。

 

 

 

縮毛矯正をしたいのですけど・・・

 

 

ドシャ降りの雨の中、営業終わり間近の時間帯に、女子高生のお客様がご来店してくださいました。

 

 

 

「縮毛矯正をしたくて相談をしに来ました!!」

 

 

 

ふむ。

 

 

実はそれよりも前に、お母さんから電話で相談を受けていて、

 

 

~~~~~電話にて~~~~~

 

「娘が縮毛矯正をしたいって言ってて、私は『必要ないってー!』って言ってるんですけど、どうしてもしたいらしくて…」

 

 

「必要なんですかねー。。。大田垣さん、なんか言ってやってください(笑)」

 

 

 

 

超ざっくり言えばそんな内容。

 

 

 

お嬢さんの髪も担当させていただいているので、どんな毛質かは把握しているのですが、

 

 

 

ほぼ直毛です。

 

 

必要or不必要かで言えば、不必要ではあります。

 

 

 

しかし、リスニングしていくうちに、「表面のボワボワした毛が気になるらしいんです。」という話。

 

 

 

自分(大)「では、表面だけするのが良いのかもしれないですね」

 

 

 

~~~~~終了~~~~~

 

 

 

娘よ、来てしまったのか。。。

 

 

「大田垣さんを説得しに来ました」

 

 

お、おう。俺はラスボスか…。

 

 

大「まぁ、座りんさい(笑)」

 

 

大「色々、お母さんから話は聞いたけど、、、

 

 

その感じだったら表面だけするのが良いかなーって思うよ」

 

 

 

 

「でも、みんなしていて良いなーって思うんですよ!表面のボワボワだけじゃなくて中の方も気になっています!!」

 

 

大「へぇ~、みんなやっとんじゃ??」

 

 

「はい!!めっちゃ羨ましいです!!」

 

 

 

なんだか意志は固そう。やらなきゃ気がすまないことってあるよね。。。

 

 

 

 

縮毛矯正というのは、美容師の技術の中でも、かなり難易度の高い部類かと思います。

 

(ちなみに個人的に一番難しいと思うのはブリーチ絡みのカラー)

 

 

 

時間、工程の多さ、素材の見極め、薬の強さ、ミスると結構恐ろしい事になる技術です。

 

 

 

よって縮毛矯正では、¥17,000~という決して安くはない料金をいただいています。

 

 

 

そのことも伝えて、表面だけの場合の料金も伝えて、そのうえで「やります!」というのだから僕も全力を尽くします。

 

 

 

 

実は縮毛矯正は得意としています。

 

 

 

が、得意だからと言って全員にオススメしたいものではなく、対象として、

 

 

 

・クセで困っている人

・ボリュームを抑えたい人

 

 

 

僕はこれが基本だと思っています。

 

 

 

 

悩みを持つ人にとっては、デメリットに勝るメリットは多いのですが、

 

 

決して少なくないデメリットもあるのは確かです。

 

 

ではその内容をご説明します。

 

 

 

 

縮毛矯正のメリットとは

 

 

 

・クセがなくなる

・ボリュームが減る

・ツヤが出る

 

 

この3つかと思います。

 

上2つは分かりやすいとは思いますが、「ツヤが出る」というのは要注意

 

 

あれはあくまで擬似的なもので、本来の髪のツヤ・サラサラではないです。

 

 

正体はコーティング剤のようなものです。

 

 

 

繰り返し頻繁に縮毛矯正してしまうと、キューティクルは剥がれ落ち、このコーティングすら効かなくなり、ガサガサ、テロテロになってしまう恐れもあります。

 

 

 

よって、個人的に思うに、クセ、ボリューム、この2点の解決と、

 

 

デザイン的にド直毛にしたい。みたいな人。これらに限ると思っています。

 

 

 

縮毛矯正のデメリットとは

 

 

 

色々な情報を取り入れた中で、美容院の施術の中で僕のダメージレベルの感覚として、縮毛矯正はこの位置にあります。

 

 

 

複数回のブリーチ≧年5回以上の縮毛矯正>ブリーチ1回>縮毛矯正>ハイトーンカラー(12Lv以上)>デジタルパーマ≧パーマ>カラー

 

 

 

 

まぁ、どのくらい薬を作用させるか、どの強さの薬を使うか、パーマをどのくらい強くかけるか、それによって変わってもきますが。

 

 

 

にしても、美容院の施術の中で、ダメージする施術の上位に入ると思います。

 

 

 

ということで、細かく見ると

 

 

①ダメージが多い

②毛髪の状態によっては施術を断ることもある

③毛先が硬くなる可能性がある(タンパク変性)

④縮毛矯正をした髪に対して、施すことができるパーマの種類は限られる。

⑤カラーの発色が不安定になることがある

⑥コテで巻いたときに違和感が出やすい

 

 

 

 

 

③タンパク変性とは

 

 

タンパク質が熱によって固まります。

 

 

肉を焼くと硬くなるように。

卵茹でると固まるように。

 

髪も硬くなります。

 

 

これは60度以上の熱から引き起こされます。

 

 

 

では問題。

 

 

180度のアイロンと、100度のアイロン。多くダメージするのはどっち??

 

 

 

 

正解は、「アイロンを当てる時間と、当てる毛の多さによる」です。

 

 

結局は髪内部の温度が上がった方が傷むのです。

 

 

 

 

④縮毛矯正後、可能なパーマの種類は限られる

 

 

というか、基本的にはアウトです。

 

 

ボッソボソのモワモワになりやすいです。特に液体系のパーマ。(コールドパーマともいう)

 

 

希望があればしないでもないですが、あまりしたくない内容ですね。

 

 

 

デジタルパーマなら、何とか可能ですけど、せいぜい「まだマシ」ってレベルです。

 

 

強い薬や高い熱で矯正しているほど危険ですので、

 

 

まだ矯正履歴あって「まぁ、薬弱かったし、まだいけるか…」と判断できる場合はいいですが、

 

 

他サロンでの矯正した方は、把握しにくい為、保証はしかねます。

 

 

⑤カラーの発色が不安定になることがある

 

 

 

タンパク変性を起こした髪や、キューティクルがごっそり失われた髪は、反応が変わってきます

 

 

アッシュ系が発色しにくくなったり、暗くなりすぎたり、明るくなりにくかったり、全然色入らなかったり、濁った感じになりやすかったり。

 

 

まぁ、そこは美容師の薬剤選定で何とかなるとは思いますが、あれこれ細かい要望に応えられなくなるのも納得です。

 

 

 

⑥コテで巻いたときに違和感が出やすい

 

 

なんか、ノペーーーッとなります。

 

 

自然さとか、柔らかさとか無縁な質感。

 

 

束で動くというか、とにかく不自然です。

 

 

 

実際に施術してみた。

 

 

えっと、すみません。

 

 

 

 

写真、撮り忘れています。

 

 

 

強いて言うなら、

 

 

こんなにサラサラになりました。(開き直り)

 

 

 

 

正直な話をしますと、

 

 

個人的にはやはり、あえて縮毛矯正をする必要はないと思っていました。

 

 

髪質もいいし、ほぼ直毛だし、その子自身、友人からも「えー!かける必要性が分からん!!」とまで言われたらしい。

 

 

 

で、やってみた感想。

 

 

 

「あ、これ、めっちゃいいわ。やる前と全然違うわ(笑)」

 

 

ええ、めっちゃよかったっす(笑)

 

 

施術した本人もびっくりしましたわ。。。

 

 

クセの人にやったことはバンバンあるけど、

 

 

直毛の人への経験はほぼなかったので、

 

 

まさかこんなに変わるとは…。

 

 

 

 

必要最低限の薬の強さでしたので、ダメージもかなり抑えたと思うし。

 

 

 

 

お客様も感動していました。これならお母さんも納得するだろうし、

 

 

学校でも自慢できると思います。

 

 

 

そのくらい違う。

 

 

 

 

 

 

今後は、要望があれば、直毛の人もやってみて良いかもな…。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

この記事を書いたのは、縮毛矯正も得意な

 

 

https://www.prosol.co.jp/itsukaichi/staff/234/

サラサラになりたいJK、カモン。

 

 

 

 

24時間受付可能なネット予約はこちらから

↓ ↓ ↓

 

写真を用いたカウンセリングが可能

様々なご質問、ご相談にもお答えします

↓ ↓ ↓

友だち追加

 

インスタグラム

→フォロー多分こちらからできまっせ←