BLOGブログ

2017.12.07 大田垣 成俊
知ってたら良い教育のあれこれ・後編【コラムっぽいやつ】

昨日は途中でぶった切ってすみませんでした(汗)

 

 

スタイリストの大田垣です。

 

知ってたら良い教育のあれこれ・前編【コラムっぽいやつ】

 

 

これ、前回。

 

 

 

で、続き。。。

 

 

前回を踏まえて、1年目スタッフに伝えたいコツ

 

 

 

いかに自分のできていない部分を見つけるか、

 

 

その優先順位はどうか。

 

 

 

 

何事にも限らず、大人になった途端みんな大好きな言い回し、「意識します」

 

 

できない理由は「意識が足らなかったから」

 

 

 

 

まぁ、それも大事なんだろうけど、もっと具体性を持たせたり、根本的な行動、動作を示すべきです。

 

 

 

 

 

例えば、カラーのマニュアルに関して言えば、「ウィッグに薬剤が塗れていない」という現実に対して、

 

 

 

 

「塗れるように意識します」ってド直球に言う人っていると思いますが、

 

 

 

違うんです。その前に出来ていない基礎段階があるはずです。

 

 

姿勢はどうか、ハケの持ち方はどうか、毛の持ち方、引き出し方はどうかとか。

 

 

 

 

 

で、新しい技術を学ぶと、最初っていっぱい課題が見つかると思うんですが、

 

 

ここで大事なことはとにかく優先順位と、容量をわきまえること

 

 

 

 

 

人が一度に集中して意識できるのは基本的に3つまで。

 

 

そういわれています。よくあるのが、

 

 

 

「Aを教えたらBができなくなっている。Bを指摘したらさっき教えたAができなくなっている」みたいな現象

 

 

 

 

あれこれ課題が見つけるのはいいですが、そこでしないといけないのは、「判断」。

 

 

自分が必要だと思うことを「3つまで」です。

 

 

 

「あれもこれも」と自分の容量以上に意識しようとすると、結局集中力が切れて、意識が定着する前に全部中途半端になり、崩れ始めます。

 

 

 

個人差はあり、1つの人も勿論いるでしょう。そこは慣れもあります。

 

 

 

 

 

そしてさらに

 

 

 

持続することのできる集中力は90分(15分×6)まで。

 

 

 

これも個人差はありますが、意外と短いですよね。

 

 

 

大学の講義が90分なのも、そういった理論から来ているのでしょう。

 

 

 

その90分の中でも集中の波というものがあります。

 

 

ハイパフォーマンスで意識できるのは15分。

 

少しインターバルがあって、また15分。

 

 

 

 

定義上15分×6と書きましたが、厳密に言えばそのインターバルを挟むので、

 

 

ハイパフォーマンスで集中できるのは90分の中で15分×4くらいじゃないですかね。

 

 

 

90分の授業をつくる際に、ずーーーーっと本読みで集中するのって地獄ですよね。

 

 

15分は話を聞いてもらい、15分は自分でやってもらい、15分はディスカッションし、15分はグループワーク

 

 

間で与太話を入れたり、肩の力を抜いたり。

 

 

 

 

そういう構成で90分を進めていくのが理想形かと思います。

 

 

 

会社にも言えます。

 

ミーティングとかダラダラ長いのは一番よくない。

 

 

ミーティングで90分も長いですが、そんなに難航したとしても90分でスパッと終わらないと、良い答えって出にくいのです。

 

 

大事なのは15分で区切るクセをつけること。一つの議題に対して最大で15分です。

 

 

 

 

ちなみにその15分すらも集中が続かない場合は、

 

 

完全に能力としての「集中力が欠けている」ということです。

 

 

あくまで平均値かと思うので、「30分はいけるよ」って方もいますし、環境、好き嫌いにも左右されますが。

 

 

 

 

 

 

要するに、

 

 

 

とにかく課題発見をして、

 

 

やるときは集中してやって、

 

 

15分の間にトライ&エラーを繰り返しまくって、インターバルで座って休みつつ解決方を考えたり、次の課題を決めて、

 

 

また15分のトライ&エラー。それを最大で90分繰り返して、

 

 

90分以上練習し続けても、ほとんどの場合、あまり効率よくないからサッサと片付けて帰って、

 

 

自分の時間も大切にしてくださいってことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで程よく力抜きながら、効率のいい練習をしていけたら良いんじゃないでしょうか。