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2017.12.15 大田垣 成俊
英会話レッスン。前編【なぜ日本人は英語が苦手なのか】

どうも、スタイリストのOHTAGAKIです。

 

 

現在、五日市店には1人、カンボジアで働いているスタッフが帰ってきていて、一緒に働いてくれています。

 

 

 

で、そのスタッフから、どういう経緯か忘れましたけど、

 

 

「大田垣さんって英語、喋れるんですか??もし良かったら教えてください!!」と頼まれました。

 

 

ってことで。

 

 

 

 

メモってたの撮った。

 

 

そんな喋れるわけではないですが、意志の疎通はそれなりにできる気はしている程度にはできる気がします。(日本語が既に変)

 

 

 

もうブランクもあるし全然出来なくなっていますが、昔は「美容師がダメなら、教師になりたい」という夢がありまして、

 

 

 

その中でも、「外国人の方に日本語を教える教師」になりたかったのです。

 

 

結果的に、優等生を演じながら密かにやさぐれ、投げやりになっていた事もあり、受験の願書出してなかったり、行きたくもない国公立を学校の為に受験したり。

 

 

 

で、ろくに調べもせず、「教師=教育学部」という思い込みで受験をすると、そこが一番苦手な社会の免許しか取得できない教育学部だった。。。という、今思えば超親不孝な経歴を持つのですが、

 

 

 

英数国に関しては結構凄かったんですよ、実は。自分で言うけど。

 

一部の生徒は、「受験で自分の苦手な分野を自主的に勉強する」という目的で、英数国の授業免除でした。

 

 

で、自習室にて入試の過去問やら、問題集を解きまくる日々だったのですが、

 

 

 

僕は動物図鑑や昆虫図鑑、海洋生物図鑑ばかり見ていました。

 

 

成績は勿論、少し落ちました。

 

 

 

 

そんな僕が、今年の夏に会社の研修でハワイに行かせていただいたんですけど、

 

 

 

その時も、そんなに困らなかった(と思う)んですよね。日本語以上に噛み噛みでやばかったですけど。

 

 

 

英語と日本語。文法の違いによる混乱

 

 

日本人が英語が苦手な理由に、単純な文法の違いってことがあります。

 

 

英語は「S(主語) V(述語) O(目的語)」「I love you」「私は/愛している/あなたを」

 

中国語は「S V O」「我愛你(ゥオ アイ ニィ)」「私は/愛している/あなたを」

 

日本語は「S O V」「私は/あなたを/愛している」

 

 

順番が違うんですよね。これは単純なんで分かりやすいんだけど、

 

 

「五日市店には1人、カンボジアで働いているスタッフが帰ってきていて、一緒に働いてくれています。」

 

 

 

これ、どれが主語よ。

 

 

って思いません?

 

 

 

コレを英語に

 

 

とかマジ無理じゃないです??

 

 

 

でも、英語を理解する上で僕は、「主語」と「動詞(というか述語)」を明らかにすることがとても大事だと思っていて、それが分かれば大丈夫なんです、多分。

 

 

 

 

日本語は、この「主語」「述語」の間にとんでもない情報量を詰め込むせいで、「『誰がどうした』という、シンプルな主語、述語がどれか訳が分からなくなる」という人が多いと思います。

 

 

それが苦手な以上、英語は多分苦手。

 

 

 

 

 

 

この場合、「スタッフ」が主語でいいと思います。さらにさらに、

 

 

「カンボジアで働いているスタッフが帰ってきました」「そのスタッフは五日市の店で一緒に働いています」

 

 

の2文に分けたら、結果的に同じ意味でシンプルですよね。

 

 

あとはカタコトっぽいけど、主語→述語の順で作り、謎かけを自分でしていくんです。

 

S V の順で「/」で区切っていきます。

 

 

「スタッフが/帰ってきた」「そのスタッフは/働いている」

 

「Staff / came back」「The staff / works」

 

 

シンプル。でも、情報が抜けていますね。

 

ここで謎かけ。

 

 

 

 

「スタッフ (どんなスタッフ?=働いている。 どこで?=カンボジアで) が/帰ってきた」

 

「The staff (who(s) / worked(v) in Cambodia) / came back」

 

 

 

懐かしい。関係代名詞の「who」ってやつです。

 

 

 

 

 

「そのスタッフ(彼女)は / 働いている (どこで?=五日市の店で)」

 

「she / works in our shop of Itsukaichi」

 

 

 

文章としてはカタコト感がありますけど、充分伝わるし、割とシンプルで、こんがらがらない言い回しじゃないでしょうか。

 

 

 

英語ガチ勢はもっと格好良く言うんでしょうけどね。。。。

 

 

 

 

 

 

つまり、日本語に慣れすぎると、

 

 

日本文法⇒英語文法の脳内での分解、再構築がスムーズにいかない。

 

 

 

英語を理解する1番のコツ

 

 

僕が「このコツが1番!」って思っているだけですが。

 

 

理解しやすくする為には、日頃から「誰が/どうした/誰に何を/(どこで?)(いつ?)」と、主語、述語、目的語をハッキリさせるクセをつける。

 

 

で、その並びで日本語を考えると良いと思います。

 

 

英語は 「誰が、どうした、誰に、何を、いつ、どこで」 という結果を重要視する文法で、

 

日本語は 「誰が、いつ、どこで、誰に、何を、どうした」

もしくは 「いつ、どこで、誰が、何を、誰に、どうした」 という過程を重要視する文法で、

 

 

こんなに順番が違うものなんです。

 

 

そして、そういう文法の並びの優先度が、結果主義か、過程も大事にするか、そのまま国民性になっているという話も聞いたことがあるような、、、ないような、、、

 

 

その並びがぐちゃぐちゃな日本人は、いわゆる「文章を作るのが苦手」という傾向もあります。多分。

 

 

 

 

ってか、そもそも、そういう文法の自由度が大きすぎて、主語バンバン省略するし、1つの文章が長いし、

 

 

日本語を勉強する外国人は、そりゃ混乱するわ。って。

 

 

だって、主語と述語を重んじる外国人が、主語と述語がよく分かんない事になっている日本語を学んで、

 

 

しかも、肝心の日本人も主語、述語がごちゃごちゃになってんだから。

 

 

 

 

 

あと1つ。英語を理解する上で、超重要だと思うこと。

 

 

文法の勉強はしすぎないこと。

 

 

これマジです。

 

ペーパーテストで点数取りたいなら別だけど。

 

上で説明したことを徹底して、単語や、スラング、一部の英語のルールを理解できれば、

 

 

洋楽の意味なんかはそれなりに理解できます。

 

 

ではなぜ、文法の勉強をしすぎては駄目なのか。

 

 

疲れたのでコレはまた次回、、、

 

 

 

 

それはそうと、俺、美容師であってる??