どうも、スタイリストの大田垣です。
髪を切りました。
やっとか。。。
って思った方もいるでしょう。
これでももう、既に伸びた感はあるんだけど、
切る前はこんなんです。
やっとです。
これでも僕の中では短髪です。
個人的には長いほうが落ち着くんですが、
理由は様々で、
- オデコ広い
- 耳でかい
- っていうか、顔のパーツでかい
- 横に広い
…様々って程じゃなかった。
でも、要は色々隠したいのです。
切ったら切ったで、超楽で、「案外こんくらいも良いかも」って思ったし、
「そっちの方がいいよ!!」
って大体言われる。(笑)
7年ぶりの再会
「美容師さんて、どこで切ってもらうの?」という質問は多いです。
普段は、同店舗の坂井さんに切ってもらっていますが、
ここにあるように、今年は「己」と向き合う、そのルーツを辿る。そこに感謝。できる限りの返謝をしていく。
そういう行動をして、パワーをもらおうと決めました。
その第一発目として、
就活を助けてくれた美容師さんへ感謝と現状報告。
大卒したのち、美容師になる決心をするも、どうしたら良いのか分からなかったので、
美容学校に行って免許を取るべきか、働きながら通信で免許を取るべきか。
考えても考えても、どうしたら良いか本当に分からず、
とりあえず、しっかり考えていて、良さそうなお店を探して予約をしました。
土橋にある、
その電話で、一緒にアポを取ったわけです。
「実はぼくはこういうもので、こういう状況で、でも美容師の仕事をしたいのですが、どうしたら良いのか全然分からないので、話聞かせてもらって良いですか?
」
って感じです。今思えば「なんだこいつ」って思われそうなくらい唐突。
オーナーの杉村さんは、快く承諾してくださって、後日、尾道から広島市内まで行きました。
とてもこの職に対して真剣な方で、初対面にも関わらず時間をかけて本気で話を聞いてくださり、
(忙しそうだったし、無茶してもらったんだと思うけど)
で、結論、
「絶対、通信にしんさい」
ただし通信の条件で、「必ず何処かの美容院に所属していること」というものがあり、
そこからの就活でした。
免許未取得で、専門卒の人よりも慣れていなくて手は動かない、そこにかける指導の負担、
雇う側からすれば、いろんなリスクや不利もあるはずです。
しかも時期が4月末~5月ってこともあり、既に新卒雇っているから、基本的にどこも募集なしなんですよね、ほぼ門前払いです。
そこの美容院も例外ではなく、「面倒見てあげたいけど、うちももう新卒取ってるから、ちょっと難しいね…」
まーー、そうよな…。と思ったところ、電話がかかってきて、
「そういえば、うちから独立した店があって、そこ、できたばかりだから、人欲しいかもしれんのだけど。話通してみようか??」
「是非、お願いしたいです!」
という事で紹介していただいた、白島にある、
話をしてみると、
「うちもまだ、新しいから色々と上手く回らないこともあって、教育の余裕があるか分からない。
試験的に2日間、働いてもらった感じで判断させてほしい」
尾道から2日間、通わせていただきました。
当然、シャンプーもできないし、なんもできないから、
クロス畳む、床掃く、声出す、飲み物出す。できるのはこれだけ。
しっかりとやったんですが、やはり、ゼロからの教育は難しかったようで断られ、、、
で、拾ってもらったのがPROSOLなのです。
数ヶ月後、そのtatenoさんから電話を頂き、
「まだ、美容師は考えてる??あの時は余裕がなくて断ったけど、もし今からで良ければうちで働かん??」
現状報告して、今頑張っていることを伝えると、大変喜んでくださっていて、勿体無いことをした、と。
とにかく、この杉村さんと、館野さんに「お礼を言わねば…」とずっと思っていたのですが、なかなか照れくさくて先延ばしにしてしまい、
申し訳ないと思いつつ、今になってお礼をしに行こうと決心ついた訳です。
めちゃくちゃ勉強になった。
何も知らずに切ってもらった7年前。
この杉村さんがどんな人かも知らなかったのですが、
ちょっとしたツテで知ったことで、
「kakimoto arms」という都会の有名店で、でかいコンテストとかでバリバリ賞を獲っていたIさんの下で働いていた。
うちにコンサルで入ってくださっていた、Oさんと一緒に働いていた。
広島に帰ってきて、本人も賞とかバンバン獲っていた。
ステップボーンカットという特殊で難しいカット技法・理論があるのですけど、その認定講師の資格も。
そういう人とは露知らず。
7年経って色々と分かった上で見る技術。自分でスタイリングしたときのやり易さ。
美容師となった今だからできる、美容に対する考え方、向き合い方の話。
すごく充実した時間でしたし、
「この人を頼って本当に正解だった」と心の底から思えました。
またちょいちょい切ってもらお♪
次、再会したいのは大学のゼミの教授かな。。。
もう引退してしまい、連絡を取る手段が見当たらないんだけど…。
どうしたものか。。。