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2018.02.23 大田垣 成俊
オイルによるウェットスタイリング方法

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

 

先日、ホームページのスタイルギャラリー用の撮影がありました。

 

 

最近はなんか、オイルでのスタイリングにハマッていまして、

 

 

 

 

これがまた良い雰囲気出すんですよーー。

 

 

 

結構、オイルでのスタイリングって「難しそう」とか「失敗したらまたシャンプーせんとダメ??」とか

 

 

ハードルの高いイメージがあるとは思います。

 

 

 

 

 

でも意外と使ってみると物凄く簡単なんですよ。

 

 

 

 

 

以下、僕個人の見解。

 

 

 

 

気を付けるべきは「使う量」と、「触り方」のみ!!!!

 

 

 

 

「それが難しいんじゃん!」「それって結局、全部じゃない?」とか言われそうですけど…。

 

 

勿論、ベタベタにつけるのはNGです。

 

 

 

ふんわりとしたボリューム感も出したいので、僕はちゃんと乾かした後に付ける派です。

 

 

ボワッと広がりやすい人は、「これ以上乾かしたら広がるぅ!!!」ってタイミングで付けたら楽かと。

 

 

 

最初は3~5滴ずつくらいを手全体に馴染ませて、付けていくのがいいでしょうね。

 

 

 

 

付けるときの僕の手はこうです。ガオーッて感じです。

 

 

 

 

 

(え、親指でかくね?)

 

握ったり、挟んだりはしません。

 

以後、出てくる「手」は、大体この形だと思ってもらって良いですが、

 

 

 

便宜上、写真の型を今回は「掌」と書きます。打撃技の掌底みたいなんで。

 

そうじゃない場合は普通に「手」と書きます。

 

 

で、これは大事なことなんですが、長さによって付け方を変えたほうが良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ショートの場合

 

 

これは意外と根元に付けても良い感じになります

 

 

 

ただ、順番は大事で、

 

 

①根元にあまり付かないように、全体に、掌を大きく振りながらテキトーに付ける(握りません)

 

 

 

油分が何となく残った掌で、根元から大まかに掌グシを通す(挟んだり引っ張ったりしません)

 

 

 

③手で綺麗に整えます。(明らかに突出している変な部分を手直しするだけです)

 

 

 

 

①ワサワサワサーー!

②シャッ、シャッ、シャッ、

③ちょい、ちょい、ちょい

 

って言ったら伝わりますかね(謎

 

 

 

 

ボブの場合(肩につかないくらい)

 

 

 

 

まだギリ、根元に付いていても悪くはないです。

 

 

が、気持ち的には、指3本分、根元を外した位置から付けたほうが良いかもしれません。

 

 

 

 

 

①しっかり髪を振って、掌でテキトーに付ける。

 

 

サイド、バックをかきあげるように掌で手グシを何回かテキトーに通す。

 

 

③散らばった髪を掌グシで小刻みに揺らしながら程ほどに馴染ませる。

 

 

 

 

①ワサワサワサーー!

②ズーーァッ、ズーーァッ、ズーーァッ

③ふぁふぁっ、ふぁふぁっ…

 

 

 

って言ったら多分伝わりますよね?(困惑

 

 

 

ミディアムの場合(肩につく~鎖骨くらいまで)

 

 

 

もうこれは無理して根元は付けなくて良いです。

 

 

が、オイル1滴未満を指先に付けて、表面の根元からランダムに摘まんで毛先まで通す。

 

 

これを2~3束くらいやると、こなれ感が出ます。

 

 

 

①耳から下全体にラフに付けたいので、耳らへんに掌を突っ込んで、掌を大きく振りながら何度かかきあげる

 

 

②耳くらいの高さから、表面を掌で小刻みに揺らしながら掌グシを通す

 

 

 

①ぶわぁぁぁぶわぁぁぁ

②シャシャシャ、シャシャシャ、スッ、スッ……

 

 

って言いながらやったら、できます(真剣

 

 

 

ロングの場合(鎖骨以上)

 

 

 

長さにもよりますが、耳、顎、肩のいずれかから下につけるのが目安かと思います。

 

 

内側から掌グシで小刻みに揺らしながらつける(左サイドにつけるときは右掌、右サイドは左掌で)

 

外側から掌グシで小刻みに揺らしながらつける(右サイドにつけるときは右掌、左サイドは左掌で)

 

 

 

①シャシャシャ、シャシャシャ、

②シャシャシャ、シャシャシャ、スッ、スッ……

 

 

 

ね、簡単でしょ?(口で言うのは

 

 

 

 

 

全体を通して一番大切なこと

 

 

 

すばり…、

 

 

 

 

テキトーさです。オイッ

 

 

 

オイルスタイリングの特徴って、

 

 

「抜け感」だと思うんですよね。

 

 

その抜け感って、程よい束のムラからできているんだと思うので、

 

 

 

狙ってやるものでもないです。

 

 

 

 

僕らはプロなので、「ここに束が欲しいな」「もっと軽さが欲しいな」って感じたりして、撮影で作り込んだりします。

 

 

撮影中は無風なので、そういう細部を意図的にいじって髪の表情を作ったりはします。

 

 

 

 

 

 

でも、生活の中にそのレベルを求めてはいませんし、どうせ風吹くし、

 

 

むしろテキトーなくらいがキマッていたりするんです。

 

 

 

 

 

 

必死こいて、いじればいじるほど、軽かったラフな束が、モッタリと重たくなってしまうし、

 

 

 

特にオイルスタイリングなんて、綺麗につけようと思えば、のっぺりなってしまって、動かない髪になってしまいます。

 

 

 

 

 

擬音で「シャッ、シャッ、シャッ♪」って鼻歌交じりにやっているほうがオイルスタイリングは上手くいくと思います。

 

 

 

 

 

オイル×ワックスもオススメ

 

 

ゆーても、オイル自体にスタイリング力はないので、

 

 

確実なキープ力が欲しい人はワックスやらスプレーを併用するのはおすすめ。

 

 

個人的にはオイル×スプレーワックスが好きです。オイル付けてもふんわりするので。

 

 

 

 

 

ウェットスタイリングに、コテやパーマはマジでオススメ

 

 

オイルでタイトにしたい場合は別に良いですが、

 

 

 

ウェットスタイリングの魅力って、先ほども話した「抜け感」だと思うんです。

 

 

ラフさ、ゆるさなどを表現する為のオイルスタイリングなら、

 

 

同系統の表現をするコテ、パーマは相性抜群です。

 

 

 

 

サササッとコテでフワフワに巻いて、オイルをラフに付けるだけで、

 

 

毛先の遊びが一気にオシャレになります。

 

 

抜け感を出したいなら、内巻きにこだわらず、勇気を出して外ハネもところどころ交えてあげれば、

 

 

 

絶対にワンランク上のスタイリングになると思いますよ。

 

 

 

 

 

いざ、使ってみると意外と簡単。

 

 

使えるようになったら超便利。

 

 

それがオイルスタイリングです。

 

 

 

N.ポリッシュオイル。お客様にヘビロテしております。

 

 

 

スタイリングの仕方が言葉だけでは分からない??

 

 

お待ちしております(ゲス顔