どうも、スタイリストの大田垣です。
6/25、月曜日、講習に行ってきました。
今回はパーマの講習で、個人的に行きたかったやつです。
内容は、「パーマでウェーブスタイルを作る方法」。
apish(アピッシュ)という有名サロンの方の実践で、
パーマといえばapish、apishといえばパーマ。みたいな強みのあるサロンです。
講師の方も、apishといえば佐藤大、佐藤大といえばapishみたいな人。
個人的にも、カラーはCANAANの長崎英広さん、パーマはapishの佐藤大さんのを学びたい。みたいなところがあったので、
今回の講習はとても楽しみでした。
実は、ウェーブスタイルはパーマでの再現は難しい??
パーマをしたいお客様とのカウンセリングの中で、よくあること。
お客様「こんなパーマにしたいんです(雑誌の切り抜き)」
美容師(……これ、絶対コテじゃん。説明欄にパーマって書いてあるけど、絶対コテじゃん。)
絶対経験あると思います。
近年、「リアルパーマ」という言葉をよく耳にするようになりまして、
本当にパーマ仕上げってスタイルも増えてきてはいますが、
それはあくまで、美容の業界誌の話が主で、一般誌においては、リアルパーマをしているのも、こだわりを持った一部の美容師さんといった感じか。
確かにリアルパーマの発信が増えてはいますが、まだまだ、コテでパーマっぽく巻いた、言うなれば偽パーマを発信する美容師は多いと思います。
(偽パーマって表現も、コテで巻いたスタイルが悪いって言いたいわけではなくて、実はほとんどコテで作ったスタイルなのに、パーマって謳うのが嫌なだけ)
特にウェーブスタイルは、まぁ、普通に巻いてもできない訳ではないですけど、スタイリング技術が必要となり、セルフで再現するには難しいと思われます。
ウェーブとカールの違い。
これ、美容師の間で共通なのかは不明ですが、
僕の中では使い分けがされています。
これは(僕の中では)カール。↓
螺旋状に動くパーマ。
カールの中でもSカール、Jカール、Cカールって感じで、動きを言葉で表現します。
Sカールとかは乾かす時は「クルクルしてくださいねーーーーー!!!」って言われるやつです。
分かりにくい言い方かもしれませんが、
髪の毛を面として考えた時に、螺旋状なので、おもて面、裏面って出てきます。
これは(僕の中では)ウェーブ。↓
波々です。
螺旋状ではなく、硬さのある言い方になってしまいますが、ジグザク。
こういうウェーブって、実は、パーマで普通に巻いてもできません。必ず螺旋のSカールになります。
この写真も、正直、リアルパーマかコテかって言われたら、コテなんでしょうね。
全部コテで…ってわけではないとは思いますが、
リアルパーマにしてはフェイスラインの波のリッジが強く出せすぎている気もしないでもない。
真相は謎ですが。
早速、ウェーブスタイル、提案してやってみました。
やり方は秘密です。
っていうか、言葉で説明できません(笑)
講師の佐藤大さんに「やってみたい人ー。意外とやってみるとできないからね、これ!!」って言われて、
少ししゃしゃって、前出てやってみましたけど、確かに観察した以上にできなかった。
教えてもらって習得もしましたけど、講習行ったけど帰ってやってみたら出来ない。。。って人もいそうです。
今回はデジタルパーマでさせていただきました。
濡れた状態。
スタイリングした感じ。
良い具合に波々になりました♪
明るさ全然違いますが、少しSNS用に編集しているので、気にしないで下さい(笑)
スタイリング方法は、がっつりタオルで水分吸って、ムースをパフパフ付けて、自然乾燥っぽく超弱風で乾かしただけです。
お客様も、「え、こんなに簡単?」って驚かれていました。
この講習でパーマ提案の幅が広がったので、ウェーブスタイルに興味のある方は是非、やってみましょう♪