どうも、スタイリストの大田垣です。
最近、「今後、自分は会社で何をしていきたいか」というのを考える機会が増えました。
「成したいこと」「なりたいもの」って、案外、口に出すのって怖いですよねー。
僕は怖いです(笑)
結局、誰にどう見られるかが気になって、行動に影響してしまう社会性動物なんでしょう。
ただ、日本には「言霊」って思想があります。
この思想、僕は結構好きで、やっぱり言葉にする回数が多いほど、そこには魂が宿り、形を成すものです。
やりたいこと、成したいことがあるなら、まずはそれを言葉にして、誰かに伝えることって本当に大事で、
何においても、そこから偉大な第一歩が踏み出せるんだと思います。
と、前置き。
かれこれ、6年くらい、新人のカラー技術教育に携わらせていただいています。
今思えば、アシスタントの頃から教える立場として携わってるんだと驚いた。
数年前にも教育に関する記事って幾らか書いていて、
改めて読んでみると、違う誰かが書いたような言葉で、
「へぇ、俺ってこんなことを考えてたんか…」
「これ、最近の講習で聞いたわ…」
「なんか説得力すげぇ…」とか、感心してしまった。
読みながら、うんうん、と思う以上、おおむね、これに関する僕の考えの根幹は変わっていないのでしょう。
実はこれは、ゼロタッチ(カラー剤を頭皮に付けずに根元から染める技術)を全社員に落とし込む際に作ったものです。
僕が指導する際には、こういった感じで、「受講者側のすべきこと」「指導者側の注意」などを、タイムテーブルごとに考え、進めていきます。
集中力の持続を15分と考え、見て聞く時間、自分でやる時間のバランスを考えていたりもします。
こうやってノウハウを残しておくことで、この先の数十年、組織規模で技術の土台とか骨組みが強くなれば良いなー、とも思います。
こういうノウハウの質をどんどん向上させて、
今後、どんなに会社が大きくなって、社員が何百人と増えようと、
PROSOLの社員全員が、お客様の一人一人に大して、安定した、安心感のある技術を提供できるようにしたいと思います。
ってことで、「今後、自分は会社でどうしていきたいか」って考えた時に、
やはり、しばらくは技術者でありたい気持ちもありますが、
最終的には教育者でありたいと考えています。それを何年後に据えるかは、まだまだフワッとしていますが。
どの業種においても、漠然と働くよりは、
仕事に対して自分が今後、どう向き合っていくかって考えることは、とても大切なことかと思います。
まだ2月ですが、そうこう言ってる間に、すぐ3月が来て、新入社員が入ってきます。
カラーの教育は7月からですが、彼らの将来のために、もう今のうちから色々組み立てていこうと考えています♪