こんにちは!ブリーチ職人、坂井泰平です^^
ブリーチした髪をさらに明るく!
先月末に…
染めた廿日市店株本さんの髪。
1ヶ月経ってこちら
だいぶ色も抜けてきました。
ところがどうやらまだ明るくしたいとのことでブリーチした髪を2回目のブリーチを入れることになりました
ヘアカラーはベースが大切
今まで何度もお伝えしておりますが、綺麗な狙い通りのヘアカラーにはベースが大切です。
ベースって?ってなるかと思いますがベースとは簡単に言うと”どこまで明るくするか”
また、”どこまで色を抜くか”ともいえます。
日本人の髪の毛って黒いじゃないですか
黒の中には青、赤、オレンジ、黄色、ペールイエローと簡単に言うといろんな色が入ってます。
1〜3レベルは青が強く
4〜8レベルくらいは青がなくなり赤が強い
8〜13レベルくらいは赤みがなくなりオレンジ感が出ます
12〜17レベルくらいはオレンジもなくなり黄色っぽさが
17以上がペールイエローな領域です
まず求める色や明るさに応じたブリーチやカラー材を使うことが大切です
ちなみにヘアカラー1回でできる明るさは13レベルまで
14レベルも薬があったりしますが色味はかなり弱いです^^;
なので13レベル以上に明るくしたい場合はブリーチが必要なんですね!
そのブリーチを整えること(ベースを整えること)がハイトーン系ヘアカラーの一番大切な部分だったりします。
よくあるカラーの失敗は(すぐにはお客様が気づかない)ブリーチをいつもMAXパワーでしてしまうケース。
ブリーチで明るくしておいて狙った薬剤を入れるってのは美容師にとってはどちらかと言うと簡単で、その時はいい仕上がりになるんです。
ですが明るし過ぎた(ベースをあげ過ぎた)場合は色持ちも悪く、2〜4週間後に思ったより明るくなった!ってケースになってしまいます^^;
あ、もちろん抜けると明るくなってしまいますし、そうしないと出せない色味もあるので一概にはいえません。
ですが、できる限り狙った明るさに合わせたブリーチをしてあげることが髪の毛の扱いやすさやダメージ感に直結するのでブリーチコントロールは大切かと思います^^
狙った明るさにブリーチを
ってことで全体を15レベル程度にブリーチします。
前回根元はブリーチしていないので根元は塗布量多め
株本さんは、明るくなりやすい髪質と言うのもあるので同じ薬で根元から毛先までブリーチしてます。
参考までに、美容師さん用に書きますがブリーチはox3%の3倍です!
毛先はこれくらいの塗布量で十分リフトします^^
最近ホワイトブリーチのやり方が蔓延してきてどか塗りしちゃうケースが多々みられるのですが薬も勿体無いし想定以上に明るくなっちゃうので注意が必要ですね!
もちろん
こちらを使ってケアブリーチにしてますよ
ってことで綺麗なベースが整いました!
ブリーチでベースを整えたらいつも通りの薬剤で
ここで言ういつも通りのってのはブリーチ明るくなり過ぎちゃったから調節しようってのじゃなくてこの明るさの薬を使えば綺麗に行くよねっていう当たり前の薬って意味で(難解)
根元2センチは8レベル(地毛のと境目は入りにくいので)
毛先は10レベルを使ってます
THROWのアッシュ、ナチュラルにバイオレットを少しだけ
そんなレシピです!
詳しく聞きたい方はまだ覚えているのでメッセージください(笑)
では仕上がりです!
ブリーチ&THROWで作る、外国人風アッシュベージュ!
こちら
はい、めちゃ綺麗
完璧ですね!
なんだかヘアカラー職人としての仕事をした感がありました♪
綺麗なヘアカラーは綺麗なベースから。
ぜひご相談ください!
ご予約はこちらから
※1月以降のスケジュール
1/10 16時まで
1/16 休み
1/25 休み
2/7 16時まで
2/12 休み
2/17~22 社員旅行
2/27 休み
LINE公式アカウントでは事前のご相談もできます!
また質問も受け付けてますので非公開で質問したい方はお気軽にLINEしてください^^