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2019.06.28 大田垣 成俊
【コンテストの振り返り】やはり練習せねば。

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

 

先日は社内コンテストのカット部門で、見事、賞をいただきました。

 

【社内コンテスト】獲ったどー!

 

 

ここぞとばかり、自慢させていただきます(笑)

 

 

とか、調子に乗りつつ、

 

でも実際、賞を獲ったのは何のおかげか、改めて考えると、

 

 

やはり、そこには幾らかの要因ってのがあったんだと思います。

 

 

 

要因?その① ヘアカタログ早読みトレーニング

 

 

恐らく、スタイリストになる前くらいか。とある先輩M氏から個人的に教えてもらっていた時、薦めてもらった方法。

 

 

 

お店にあるヘアカタログ全て+自分で練習用に買ったヘアカタログ3冊+ネットで探した可愛いと思うスタイル

 

全部のスタイルをパッと見て、切る為の簡易的な展開図(下の図みたいなやつ)をパッと考える訓練をしました。

 

「カット 展開図」の画像検索結果

 

 

2冊くらいは実際に書き出してみてると、

 

段々と、「長さ違うだけで、もう全部同じきり方じゃん」っていう悟りを啓き、ノートに書き出す必要性も薄まった気がしたので、

 

 

あとは全て脳内シュミレーションです。(笑)

 

1スタイル書き出して30秒。

考えるのは5秒くらいですかね。

 

 

ただ、同じ切り方でも、スタイルが同じって訳ではないので、それぞれのポイントや、細かい違いはしっかり見つけるように気を付けているつもりです。

 

 

 

要因?その② 俯瞰分身トレーニング

 

 

これもスタイリストデビュー前からか、

 

自分でもよく分からないので、テキトーに名付けました(笑)

 

 

展開図が描けたからと言って、上手く切れないのがこの仕事の難しい所です。

 

何が難しいかというと、

 

 

「頭で分かっていても、身体が言うことを聞かない」

 

という所。

 

 

床と水平のつもりが、斜めになっていたり、

 

引っ張ってないつもりでも、結構引っ張っていたり、

 

無意識に変な姿勢になっていたり、

 

左右同じように切っているつもりでも、ズレは多少、生じます。

 

 

自分の体を、寸分の狂いなく操れることが出来たら、カットの世界が変わると思う。

 

 

それほどまでに、思っていることと、やっていることが違うのです。

 

 

 

なので、何をしたかというと、とにかく角度を把握することを徹底しました。

 

頭では展開図で「45度の切り口」を描いていても、実際にやってみると、「それ60度じゃん」ってことを無くす。

 

 

毛を取り出し、「切るぞ」という直前で身体を止め、上から、横から、正面から、俯瞰的に自分の指や体の位置や角度がおかしくないかを見る。

 

 

営業中では、カットの上手いスタッフを見て、それを自分の分身に置き換えてみるイメージトレーニング。

 

「ヘアカタログ早読みトレーニング」での展開図を、実際に切っている客観的な姿を早送りで想像するトレーニング。

 

 

自分の体と頭のズレを修正する為の習慣で、

 

 

練習のウィッグ代(1体約¥4,000)の節約も兼ねています。。。。。

 

 

 

 

要因その③? 五日市カットレッスン

 

 

現在、店長の坂井が開いてくれている、カットレッスン。

 

 

実際、イメージするだけでは勿論、上達は出来ません。

 

(こうやって写真撮って、評価もらいながら勉強)

 

自分のズレの答えあわせと、細かい要注意ポイントの見直し、

 

「このスタイル、何も知らない自分だったらこう切るんだろうけど、なるほど、こう切った方が速くてシンプルなのか」という発見ができています。

 

 

 

 

いや、それでもズレるし、簡単ではない。

 

 

 

坂井さんと一緒に、指導者として来てくれているcalmeの岡ちゃんは

 

「正直、ガキさんはあんま心配しとらんです(笑)」

 

って言ってくれて嬉しくもあり、自信もついたけど、

 

 

 

でも、こういう見直す場があるのはやはり本当にありがたいです。

 

 

要因その④? 早く形を作る乾かし方

 

 

現在進行形で練習しています。

 

 

5月から、とある講習に通っているのですが、そこで6月に出された課題。

 

 

 

濡れた状態から、乾かしてブローして、この仕上がりに作って下さい。

 

 

制限時間10分。

 

 

 

 

 

うちのマニュアルテストでは、、、この感じだと18~20分??

 

 

濡れた状態からここまで10分なんて、鬼畜の所業です。

 

 

とにかく、僕を含めて一緒に参加している他社さんのスタイリスト、計15人全員、

 

 

 

全然間に合わず、出来ませんでした。

 

 

 

しかし、外部講師の方が目の前で実践してくださったのですが、確かに出来ている。

 

 

しかも急ぐ素振りも無く。

 

 

自分達が当たり前のようにしている技術にどれだけ無駄があるかというのを思い知らされ、

 

 

 

現在、その練習を頑張っています。

 

 

 

 

コンテストで25分という短い時間で仕上げる内容だったので、この練習のおかげで大分、切って作る時間に余裕を持つことが出来ました。

 

 

まとめ

 

 

 

そんな感じで、今回の賞は

 

「なんかやってきたこと、ちゃんと繋がってくれたな。意味があったな」と思えました。

 

 

 

かといって、まだまだいつも完璧になんて出来ないし、もっとセンス的なのを磨く必要はあるし、

 

たまたまだと思われないようにしないといけない。

 

 

 

 

連続で受賞できるように頑張ります。