どうも、スタイリストの大田垣です。
美容師って「髪だけやる」ってイメージがあるかもしれませんが、
PROSOLは「美容と健康」をテーマにしているので、是非、こういう記事も楽しんで読んでみてください♪
ということで、今回もトレーナーみたいな話です。(笑)
皆さん、「痩せる!」といって自分を追い込むダイエットをしていませんか?
ダイエットをするのに、まず間食をやめて、食事制限をして…。
挙句、食事制限をしすぎて、「1日1食」とか、「お腹空いても我慢!」とか。
でも、これ、逆効果になりやすいんです。
例えば、1日1食。
しかもコレが「1日1食で、腹減ったからいっぱい食べよう!」ってなると、
これ、お相撲さんがやっている食事法でもあります。(厳密に言うと力士は2回らしい)
空腹時に食事を摂ると、血糖値が一気に上がり、上がった血糖値を下げるためにインスリンが過剰に分泌されます。
その血糖値を下げる過程で、糖分を脂肪にしてしまうんです。
で、過剰に分泌されたインスリンにより、一気に下がった血糖値、
血糖値の低下は「エネルギーを使い果たしたよー」という状態を意味するので、錯覚的に空腹感を感じやすくなります。
血糖値の上げ下げの振り幅が大きい。つまり空腹時を作る。これが「太る食べ方」のサイクルになります。
太らない食べ方の考え方
では、太らない食べ方ですが、
要は「血糖値をコントロールしましょう」ってことになります。
つまり、「空腹を感じている時間を無くしましょう」ということで、
1日5食。(5とは言わず、ちょいちょいつまむ感じ)
間食?どうぞどうぞ、ということです。ヤッタネ!
まぁ、だからといって、5食がっつり食べたら、総摂取カロリーとかの影響で太りますけど、
朝昼晩、少し減らして食べて、間食に回して、総摂取カロリーは上手いこと分配する。これが理想的ですね。
加えて、食事制限に対する考え方。
ダイエットで食事制限を積極的にするのもありなのですが、
食事制限は確かに効果は出やすいです。
が、段々、効果が出にくくなってくることがあります。
食事制限することで、摂取エネルギーが少なくなります。
少ない摂取エネルギーで、いつも通りの運動をすると、いつも通りの消費をするので、順調に痩せていきますが、
段々と少ないエネルギーでの運動に慣れてきて、
「少ないエネルギーでも動ける身体」、つまり、省エネモードになってしまいます。
こうなってくると、いつか大きいエネルギーを摂った時に、少ないエネルギー消費で運動できてしまうので、エネルギーが消費しきれない。
これが代謝の低下の一つです。
下手に食事制限をしてしまうことで、省エネの身体を作ってしまい、代謝が低下して、逆に太りやすい身体になる。
これを解消するために、
「チートデイ」という日を設けましょう。
週1くらいですかね。
チートデイは何をする日かというと、、、
好きなものをガッツリ食べちゃえ!
って日です。
「最近、エネルギー少ないなー、省エネモードにしようかなー」って状態の身体に、
しっかりエネルギー補給をすることで、
「いや!まだこんだけエネルギー使うんやな!!省エネやめとこ!!」
って勘違いを、脳に起こさせるわけです。
そうすることで、再度、食事制限をした際に、「少ないエネルギーでいつも通りの消費」というダイエットに好ましい状況を維持できるわけです。
確かに、チートデイによって、一瞬、エネルギーがドカッと入りますが、
好きなものを食べられることはストレスの解消にもなり、長い目で見れば、かなり効率の良いダイエットとなります。
「チートデイは甘え」という主張もありますが、理にかなっているとも言えると思います。
ってことで、僕は今日も明日も明後日も、チートデイですよ。(意味なし)