『フットボールネーション』という本
ええ。漫画です。
実家に帰ったときに兄が集めていた『フットボールネーション』というサッカー漫画。
これ、読んだら面白すぎた。
【あらすじ】
「脚のきれいな選手を求む!!」という、一風変わった選手募集要項を出している、東京クルセイドというサッカーチーム。
そこの監督の掲げる野望は、「そういう選手を集めて、チームを作り、天皇杯を優勝する。そして、日本サッカーの常識を変える」。
日本と世界のサッカーの差を、身体の作りなど、生物学的、物理学的、科学的な観点から読み解く。
日本の選手が世界レベルになれないのは、身体の作りが違うからではない。
シュートが枠に飛ばず、打ち上げるのも、
トラップが大きいのも、フィジカルで負けるのも、
筋肉の使い方が違うから。
日本人の筋肉の使う癖から知る
この漫画で重要視されているのは、インナーマッスル。
ゴツゴツした太い筋肉なのか、しなやかで力強い筋肉なのか。
日本人は何故か、もも前の筋肉をよく使う習慣があるらしい。
しかし、大事なのはもも裏の筋肉。
サッカーのトップリーグでも、ボールの扱いの上手い選手、キープ力のある選手、決定力のある選手は、脚は結構スマートだったりする。
メッシとか、ネイマールとか。
もも前の筋肉は「ブレーキ筋」と言われている。
下り坂を歩く時、もものどの部分に力が入るかといえば、前側ですね。転げ落ちないようにブレーキしている。
特徴は、ゴツい。
一方、もも裏は「アクセル筋」と言われていて、これがインナーマッスルに値する。
特徴は、スマート。
例えば、速く走りたいから、下半身強化!!ってなった時に、もも前のムキムキ筋肉を鍛えると、コレはブレーキ筋なので、
「ブレーキをしながら、アクセル踏んでいる状態」で、とにかく重く、疲れる。
ドタドタ走る、もも前走り(上)
理想的な、もも裏走り(下)
美脚への近道は、「もも裏」の筋肉を使う事
「下半身ってどこから?」と聞かれると、どうでしょうか。
もも裏のインナーマッスルがフルで使えている人の感覚では、「ヘソから下が下半身」らしい。
ほとんどの人が、お尻の中心とか、なんなら脚の付け根とかではないでしょうか。
走ったり、歩いたり。運動した時にもも裏が筋肉痛になる人は、しっかりヘソから下で歩けている人。
もも前が筋肉痛になるのは、脚だけで歩いている人。これがほとんど。
↑ こんな感じで違う。
この説明のように。前傾ではなく、体軸の中心に重心を置くイメージで、
後ろ脚に体重がかかる時間を少し長くしながら歩くと、もも裏歩きになる!!
それをしようと思ったら、お尻を前後に捻じるような感じになると思います。
このもも裏歩きをクセづけることで、
きれいな姿勢が保て、
お尻がキュッとあがり、
脚がスッと細くなり、
成長期の子どもは、成長の妨げにならない!!!
全スポーツに必要な、体幹を作ることが出来る。
良い事だらけです。
僕は、実際にちょっと歩き方を意識しているのですが……
一日でもも裏が筋肉痛になりました。
是非、意識してみては??