どうも、スタイリストの大田垣です。
ラグビーW杯が始まりました。楽しみ。
お客様との会話でも、少しは出てきますが、やはりサッカーや野球ほど、メジャーではない。。。
「ルールが分からない。」
って理由が多いです。
ゆーても、ルール分からないから…とはいえ、
野球でも、
タッチアップが分からない。
インフィールドフライが分からない。
サッカーでも、
オフサイドが分からない。
けど楽しんで観ている人は多いと思う(笑)
ラグビーも、「ボールを前に投げたら駄目」「得点の取りかた」は知られているのですが、
ルールが分からなくても楽しめるサッカー、野球と違い、
ルールが分からないから観られないラグビー。
その差は何なんだろうか……。
「これが分かったら楽しいよ!!」というのを教えておきます。
反則:ノックオン
ボールを前に落とした際に取られる反則。
一番起こるミスですね。
パスを受け取り損ねた時、
手に当たって前にこぼれた時、
タックル受けてこぼした時、
ごちゃごちゃなっている中でも前に落とすと取られます。
後ろに落ちるのはセーフ。
もぎ取られて前に落ちた場合はセーフ(もぎ取った側が後ろに落とした、という判断)
ノックオンをすると、相手ボールのスクラムから始ります。
反則:スローフォワード
ボールを前に投げてキャッチした時の反則です。
キャッチしたら、スローフォワード成立。
キャッチしなかったら、ノックオン成立。
真横へのパスはセーフ。
キックで前に転がすのはセーフ。
反則すると同様に相手ボールスクラムです。
反則:ノットリリースザボール
タックルされ、ボールを抱えたまま倒れこむと、そのプレーヤーはボールを手放さなければなりません。
ボールを置くのを「ダンボール」と言います。
ダンボールせずに、抱えたままだとこの反則を取られます。
手放させないように、タックルの直後に別の敵がボールに絡んでくるプレーを「ジャッカル」といい、
これは、ノットリリースを取らせる為のプレーです。
味方はそのジャッカルを「スイープ(掃除)」して、ボールの安全を即座に確保しなければなりません。
オレンジの倒れている人が倒れていて、紺の人がジャッカル。それを退かそうとしているスイープ。
合わせて覚えておきたいのは、
反則:ノットロールアウェイ
これは守備側の反則です。
タックル行った人が、倒れ込んだまま、その場から離れなければこの反則です。
多分16番はタックルいって、ロールアウェイ(離れた)した選手。
20番はボールがパスされた時にインコースを抜けれないように構えている選手かと思います。
反則:オフサイド
これが難しいかと思います。
https://rugbymania-noside.com/about-offside/
ここが分かりやすい。
ラグビーは陣取り合戦です。
基本的にはボールの位置が境界線だと思ってください。
その境界線より相手陣地側からプレーすると取られるのが一番基本的なオフサイドです。
他にも、色んなパターンがありますが、上記のリンクが分かりやすかったです。
サイドラインからボールが出た時。
ここも実は「えっ?」ってなりやすい部分で、サッカーとは大きく異なります。
サッカーは、「最後に当たった人がボールを出した」と判断し、味方がボールを出すと、相手ボールになります。
ラグビーも、通常プレー中にボールを出すと、相手ボールからのスローインになります。
しかし、相手の反則により、ペナルティキック(サッカーのとは別)を貰って、サイドラインに蹴りだした際は、
そのボールが出たラインまでが自分の陣地となり、しかも味方ボールからのスローインになります。
↓ スローイン
反則からの色々な再開方法
https://rugbymania-noside.com/about_penaltykick/
反則により、再開方法は決まっています。ノックオンはスクラムスタートとか。
でも物によっては、多くの再開方法があり、選択できます。
話題となった南アフリカ戦ですが、
熱かったのは最後のプレーで、
世界3位の相手の反則に対して、キックで3点狙うか、スクラムからトライで5点を狙うかの選択を迫られ、
3点だと確実に決めれる距離で、同点。世界3位の格上相手に同点なんて、大金星とも言えます。
ジャイアントキリングが起きにくいと言われるフィジカルスポーツで、
高校サッカーの日本一か、J2のチームが、バルセロナとか、レアルとか、世界強豪チームと闘って、同点で終わる。十分じゃないですか??
そのくらいのレベルだと思ってください。
スクラムからだと、そのまま押し込めない可能性も十分あります。
少しでもミスをすると、負けになる。決めると5点で逆転。
しかし相手は南アフリカ。
手堅く3点を取って、勝ち点を貰う。これが普通の選択です。
しかし、勝ちの可能性に賭けて、勝った。
本当に奇跡です。
相変わらず日本は強いかと言われれば、「うーん…」という感じですが、
やはり、何か起きないか期待しています。
是非、観て、ハマッてくれれば…。と思います!!!!!!