どうも、スタイリストの大田垣です。
お客様のお悩みは様々ですが、
今回は「ボワボワ」についてお話します。
・元々クセ毛ではないのに、クセが出てきて、ボワッとする。
・髪質が変わった。
・なんかガサガサしている。
こんな感じがそうですね。
髪そのもののエイジングは何が起こっているのか。
答えはタンパク質の変化です。
タンパク質には、親水性のものと、疎水性のものがあります。
毛髪の主成分となるタンパク質は本来、親水性。
簡単に言えば、水分と仲良し。水分を中に抱え込む能力があります。
このタンパク質が劣化すると、疎水性へと変化します。
水分を疎外する。つまり、水を抱え込めないようになります。
疎水性。水分を抱えないということは、
薬剤の浸透にも影響があるわけで、
パーマのかかり、カラーの染まり、この辺りにも多少なりとも影響を及ぼします。
酸化とエイジング。
さらに、「劣化」「老化」を別の言葉で言い換えると、「酸化」という言葉になります。
肌(頭皮)の酸化、毛髪の酸化、これがエイジング毛の原因となります。
防ぐには、抗酸化力を高めていく必要があるのですが、
・体内の抗酸化力を高めること→体内美容
・体外から抗酸化力を補うこと→体外美容
とザックリわけられます。
例えば体内美容は、生活習慣によります。
睡眠時間や食生活、栄養管理、代謝など、内部環境の善し悪しになり、お客様の努力に左右されます。
体外美容は化粧品などにより、外部からのアプローチで、「ちゃんと使うこと」で効果を発揮します。
根本で大事なのは体内美容ですが、やはり体外美容による補完も重要。
これを疎かにしてしまうと中々改善に向けてのモチベーションは上がらないものです。
「良いものを正しく使って、効果を実感する。」
これが何よりの美容の原動力かと思います。
例えば、頭皮の酸化に関しては
が一番。
髪に関しては、
が一番。
今回はディオーラムの通常シャンプー&トリートメントを使いました。
ディオーラムの詳しい解説はこちら!!
これがAfter。
並べると一目瞭然ですね。
シャンプー使って泡々の状態でクシを通して滑らかにし、流した後、
トリートメントをつけ、同様にクシを通して全体に馴染ませ、流す。
クシを使わず、手グシ×ドライヤーでこのレベルまで髪が変わりました。(個人差あり)
使うアイテム次第で、お家での仕上がりもレベルアップします。
この衝撃と感動を、
エイジング毛に悩んでいるお客様に是非、実感していただきたいです。