どうも、スタイリストの大田垣です。
寒い時期がやって来ました。
僕が四季の中で一番好きなのは、
冬です。
冬>秋≧春>>>>>>>>夏
散々、ラグビーのイメージを植えつけてきましたが、
ウィンタースポーツも好きです。
両親の影響で、3歳からスキーを始め、
小学生の間は狂ったように連れて行かれていた気がします。
実は小学校の卒業文集に載っている僕の将来の夢は、「モーグル選手でオリンピックに出る」でした。
↑ 飛んだ事はない。
もしくは、「ノルディック複合(スキージャンプ+クロスカントリー)」とか言っていました。
↑ 飛んだ事はない。
実力的には
100%不可能ですけど。
中学3年間の読書の時間は、上村愛子の
これしか読んでいません(笑)
(読んでいるフリをしていて全く進まなかったから)
中学でも軟式テニス部で部活をしながら、たまに練習休んで批判を浴びながらでも、スキーに行っていました。
家族で長野にスキー旅行にいって帰ってすぐの練習で、部活の顧問が、
「大田垣は旅行に行っとったんじゃけぇ、元気じゃろぉがぁぁぁ!!!!」って怒鳴りながら、えぐいトスを連発してきて、
メンタル崩壊しかけたのは鮮明に覚えています(笑)
そっからスキーは大学まで行ってません。
そういう事もあってか、寒さにはやたら強いと自負しています。
そういった経験を踏まえて、「寒さ」と「呼吸」の関係性について、独自の見解と、対処法をご紹介してみます。
寒い時は、「浅い口呼吸」に陥りやすい!
寒い時って無意識に口を開けて「ハァ…さっぶ…!」とか言って、身体を震わせながら細かい呼吸をしていませんか?
ご存知の通り、呼吸は酸素を取り込んで、二酸化炭素を排出するのですが、
「呼吸をしっかりする」という事は、「酸素を取り込んで、身体で熱を生み出して、燃えカス(二酸化炭素)を吐く」みたいなイメージです。
酸素増えたら、物ってよく燃えますよね。
別に炎が上がらないにしても、「熱を生む」と言う点では、呼吸も同じことが言えます。
そして「熱を生み出す」をもっと化学っぽく言うと、「熱エネルギーに変換する」となり、
この「エネルギー」とは人間で言う所の「カロリー」でもあり、
要は「代謝」とも言えます。
つまり、寒い時に陥りやすい、細かく浅い呼吸は、
体内の熱変換効率を低下させ、代謝も悪くするので、逆に冷えるのです。
第一段階:大きく吸って、大きく吐く
以上の話から導き出されるのは、「大きく吸って、大きく吐く」のが、寒い時の呼吸のポイントです。
ちなみに「大きく吸う」よりも、「大きく吐く」方を意識したほうが、よりしっかりした呼吸になります。
吐ききるイメージです。
例えばこれを「もっともっと!!」と、「大きく吸って、大きく吐くのをめっちゃ速く」してしまうと、
熱の確保は最高に出来ますが、過呼吸状態を意図的に作ることになり、心拍数がやばくなり、最悪、幻覚の末、気絶します(笑)
意図的に興奮状態にするのに、何らかの試合の前にするのは有用かもしれませんね。
第二段階:口ではなく、鼻で大きく呼吸する
口でも良いのですが、鼻の方が体内に熱を残しやすいです。
口で吐くと、生み出した熱を外に出すんです。
例で言えば、手がかじかんだ時は、「ハァァァ…」っと、口で手に向かって息を吐きかけますよね。
手を温める時はそれで良いです。
それを鼻でやってみてください。全然手は温まりませんよね(笑)
このように、同じように酸素を取り込んでいるのに、口と鼻では熱の逃げ方、溜め込み方が異なっています。
最終段階:鼻で呼吸をしながら、吐くときに低い音(声?)を出す。
「ん~~~~~~」って感じで低い音を出します。小さい音で良いです。
大事なのは、身体の中のどこの空気を使うかで、
首から上の空気を吐いても、体内に熱は生めません。
丹田から深く吐き出しましょう。
別に音を出さなくても慣れれば出来ますが、
音を出したほうが、深い位置の空気を使えます。
音も低いほうが簡単ってだけです。
この丹田辺りからの呼吸と、ヨガの呼吸法は似ていると思いますが、
まぁ、そんな感じでイメージすると身体の熱を作りやすいんじゃないでしょうか。
深い呼吸は、リラックス効果もありますし、代謝もよくなりますし、
こういった呼吸法を意識して改善するだけでも、冷えが取れやすくなると思います。
あんま調べていないですけど、経験上、概ね正しいと勝手に思っています(笑)
「寒い時期は太りやすい」というのも、そういった無意識の呼吸の変化による、体内の熱変換量の影響もあるのかもしれません。
今一度、見直してみると、冬、冷え知らずで過ごせるのかもしれませんよーー!!