どうも、ひねくれスタイリストの大田垣です。
大学3年生の子たちの就活が始まりますね。時期的に。
僕も多少経験しましたが、宗教みたいだな…って思って早く切り上げました。
というのも、日本では不思議な事に、みんな没個性的な格好になります(笑)
男子は耳を出し、眉より短く、黒髪に。
女子も黒髪にし、長い人は1本に結ぶし、短い人は…どうすんやろ。
面接の質疑応答も、没個性的です。
学生生活で頑張ったことは、ボランティアか、サークル活動か、アルバイトか。
みんな似たり寄ったりの回答をし、似たり寄ったりの身だしなみ。
「俺は何か大学生活で残したい!!」と個性獲得に意気込んで、自分探しの旅に出て、日本一周ヒッチハイクみたいなことをする猛者もいますが、
意外と逆効果だったりします。
今も顕在か分からないけど、圧迫面接では「自分探しの旅?君はいい歳して自己分析できていないの?」みたいに突っ込まれたりします。マジ怖い。
正直、働いていると思う訳です。
「TPOちゃんとしてるな」「コミュニケーションの取りやすいな」って相手に感じさせることが凄く大事だな、と。
ド茶髪はまずい。そこまで攻めの個性は「ルールに従わない子だな」と思われます。
が、黒髪。
爽やかで似合ってれば良いけど、その人を地味に見せてしまう黒髪は勿体無いと思う。
笑い方だったり、喋り方だったり、声質だったり、色んな要素でその人の印象って固まってきます。
そういう一面から「きっとこういう学生生活を送ってきたんだろうな」って想像しますから。
第一印象って1秒で決まりますが、その第一印象を塗り替えるのには、1年かかります。
「接しやすそうだな」「お洒落にも気を配っているな」「明るいな」「この人と働いたら楽しそうだな」
そう思ってもらうためには、
僕は「真っ黒髪」や、「スタイリングをしていない」のは否定的です。
黒髪って、クールなんですよ。「取っ付きにくそうだな」「お堅いな」なんですよ。
スタイリング剤をつけないのも、逆に「身だしなみを整える」という意味では、「それって整えていないんじゃない?」って思っちゃいます。
人前に立つ以上、ビシッと素敵な自分で居たいじゃないですか。
長くなりましたが、
そんなことを考えながら、提案をしました(笑)
黒髪ではないけど、だいぶ暗めのブラウンです。
で、前髪が長めで大人っぽさが出すぎていて、量が多くて重たい感じだったので、一歩間違えたら暗い印象になってしまう。
しっかり目に量を調節しまして、軽さを出すことで清潔感と垢抜け感。
さらにフレッシュさを出していきたいので、「耳は出していこう!!」とアドバイスをさせて頂きました。
これで採用まったなし!!!
良い結果報告が楽しみですね!!!(笑)
これから就活の荒波に突っ込む皆さん。
自信の持てる自分で臨みましょう!!そのお手伝いもお任せ下さい♪