どうも、スタイリストの大田垣です。
世の中、コロナ一色であまり良いニュースがないですね。世界規模で良いニュースがない。(笑)
そんな時だからこそ、お客様も綺麗になって、「なんか気分上がったわー♪」って言ってもらえる仕事をしたい。
僕自身も、良いことや嬉しいこと、楽しいことっていうのに積極的に目を向けたいものです!!
ということで!!きました!!!
最高!袋開けなくても俺には分かる!!
もう届いただけで★5や!!!!(テキトー)
正体は…。
amazarashi、5thアルバム『ボイコット』
あわわわわwっわあw
嬉しくてそんなテンションになります。3/11に発売なのに、amazonさんからフライングで届きました(笑)
タイトルで壮大にネタバレをしておりますが、気にしない。
歌っている内容は、
もうこの曲リストを見るだけでも、半分以上が負を連想させる言葉選びで、全力で後ろ向きです。(笑)
が、amazarashiの曲の基本テーマには、必ずと言っていいほど「それでも」が付いてきます。
amazarashiを車で聴いてたり、カラオケで歌ったりすると「病んでる?」とか言われるけど、そういうんじゃない。
作詞作曲を手掛けるボーカルの秋田ひろむは、辛そうな言葉や、悲しい出来事を、如何にも「ツラいんです…」「ツラいよね…」って歌うんじゃなくて、
見切りをつけて諦めたように歌ったり、時には怒号のように歌います。
ちなみに、秋田ひろむは、
「ロングホープ・フィリア/菅田将暉」
「僕が死のうと思ったのは/中島美嘉」
など、楽曲提供もしています。
「諦める」という言葉も、もともとは「明きらむ」という言葉で、「物事を明らかにする」と、「思いを絶つ」という意味があります。
「後悔をしながら、名残惜しみながら思いを絶つ」のではなく、
「あ、もういいや。これでお仕舞い!」って感じで思いを絶つ。
汚いものや、自分を濁らせるような感情を、大事に抱え込むのではなく、全部吐き捨てて、
「どうだ!ふざけんなってくらい汚いだろう!!でも外に吐き出してやったぜ!!ざまあみろ!!!」
って感じですかね。
とにかくパワーがあります。
「止まない雨はない」とか言って雨宿りして、晴れるのをそこで待つのか。自分の生き方をそんな希望に託すのはやめた。
要はずぶ濡れでも無様でも、それでも走っていけるかどうかだ。どうせ雨は俺を殺せやしない。
そんな言葉の羅列。文言の集合体。心の断捨離。
amazarashiを聴いて、心の断捨離。
ちなみに「断捨離」って言葉を聞いて、どういう印象ですか?
割とポジティブですよね。
でも、やってることって、要らない物、汚くなった物、よく分からない過去の物とか。なんなら元カレから貰った思い出の品々とか。
何故か捨てずにいる、そういう鬱屈なもの、どうでもいいもの、目を背けたくなるもの、見てて悲しくなるものを引っ張り出して、一旦眺める作業なんです。(笑)
そんなネガティブ達を引っ張り出して、(うわぁ……)ってなりながら、多少無理しながらでも「さよなら!」って捨てるのが断捨離です。
で、「わ、綺麗になった。なんとなく心も軽い!おすすめ!」ってので流行りましたから。
amazarashiは心の断捨離をするんです。
叶わなかったいつかの夢も、
まとわりつくいつかの後悔も、
痛みも、恥も、罪悪も、憂鬱も、
僻み妬み嫉み恨み辛みも、
そんな自分の心の雨を全部引っ張り出して、思う存分に晒されて、そんな「雨ざらし」でズブズブでも、唇咬みながら、
「それでも…!!」って言い続けるんです。
最強じゃん。
コロナのニュースでね、
マスクないない、トイレットペーパーないない、
で、挙句の果て、マスクの取り合いで殴り合いとか、
〇〇県で感染者出たとか、〇人亡くなったとか、
無関心や無関係ではないけど、世の中そういうのに気持ちが引っ張られ過ぎている気がします。
マスクをしていることで、顔を隠し、人との接触を避け、
予防だのなんだの全うな理由だとしても、その副作用っぽく、気持ちが引き篭もる感じがします。
最近天気も悪いし。人通りも少ないし。
こんな中、ふとマスク外したら気持ちが良い。
だからいっそ、堂々と外して「コロナとか何でもなかったじゃん!」って早く言い合えたら良いなぁ。
こんな時期だからこそ、
「それでも…!!絶対俺は楽しく過ごしてやる…!!」
って思います。
皆さんも嫌なことや、ふと気分が上がらないときとか、言ってみませんか?
「それでも…!!」
つって。
どうしてもダメなときはamazarashiを聴いてみましょう(笑)
「それでも…!」ってなりますから。
皆さんがこんな中でも、楽しさを見失わないように日々を過ごせる事を願っています!!!