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2020.06.25 大田垣 成俊
インナーカラーを楽しもう

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

先日、久々にお客様にインナーカラーをしてみました。

 

インナーカラーで大切なこと

 

人により様々かとは思いますが、僕が考えていることは、

 

「どんなシチュエーションをイメージしているか」をしっかりお伺いする事が、とても大切だと考えています。

 

具体的にどういう事かというと、

 

 

耳に掛けた時に見えるのが好きなのか。

 

 

後姿で透けて見えるのが好きなのか。

 

 

 

結んだときにワンポイントで見えたほうが良くて、あまりムラッぽく広範囲に渡るのは嫌なのか。

 

それによって幅を変えたり、場所を変えたり、考える必要はあります。

 

 

 

今回のお客様は、最近引っ越して来られて、初めてPROSOLへご来店してくださった方。

 

以前も淡いピンクのインナーカラーをチャレンジしたけど、全然、インナーカラーを感じられなかったそう。

 

 

今回はしっかりそういったお話を伺って、どんなシチュエーションで発揮したいかも聞いて、カラーデザインの決定をしました。

 

 

 

耳に掛けたときにも見えたいし、

 

下ろしていても見えたい。やった感はちゃんとほしい。

 

結ぶことはあまりないから、下ろしているときメインのデザインにしてほしい。

 

 

 

そういった要望だったので、耳後ろ~後頭部だけではなく、耳周りのもみ上げ~後頭部の範囲に。

 

やった感が欲しいので、ピンクを入れるためにブリーチでしっかりめに色を抜き、強い色が入りやすいようにします。

 

 

思ったとおりの仕上がりだったようで、大変喜ばれていました♪

 

 

 

僕個人の配慮としては、「淡いピンク」ではなく「濃いめのピンク」を入れています。

 

ブリーチをすると、色をキープする力は弱まり、淡い色を狙って入れると、「仕上がりは理想どおりだったのに、1週間で金髪に戻った」という場合が起こりやすい。

 

 

濃い目の色を入れても、褪色の過程で結局、金髪に戻っていきます。

 

それなら「濃い目→やや淡い→淡い→金髪」というように長く楽しめたほうが良くないですか?

 

 

褪色という言葉に対してはネガティブな印象を持ちがちですけど、

 

「褪色=汚い色」では決してないということは知っていて欲しい。

 

 

鮮やかな色は、褪色していく過程も綺麗なので、その褪色も楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

 

抜けきったらまた新たに違う色を入れてもいいと思いますし、楽しみ方は色々ですね。

 

 

ピンクなら可愛い印象なので、毛先を巻いたりして可愛さを上乗せしたら凄く合いますし、

 

アッシュのようなブルー系であれば、案外ストレートで、シンプルに耳に掛けるだけとかもお勧めです。

 

 

 

この夏、インナーカラーで一味違うデザインを楽しんでみませんか??