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2020.07.21 大田垣 成俊
【検証】ほぼ同じショートでも、違う印象に。【カウンセリングで伝え方を迷う方必見】

どうも、最近ショートばっか切っている大田垣です。

 

ブログを書くときに、アップロードした写真がブワーーーッと出てくるのですが、

 

前回と前々回のブログの写真が並んでいて、

 

良いネタになりそうだったのでピックアップしてみます。

 

【絶壁補正の丸みショートボブ】夏はバッサリ、ショートにしたい!!

【まるで3D!?】立体感を作る奥行き大人ショートボブ

前回ブログのショートとの比較をしてみた。

 

ぶっちゃけると、

 

全く同じ切り方です。

 

しかし、なんか違うの感じますか?

 

その「何か」を言語化してみようと思います。

 

 

前回のショート(①)

 

後頭部の奥行きがあることで、「大人っぽい」「洗練」。そんなイメージでどちらかというと少しカッコいい寄り。

 

スタイリングも後ろに集めて、全体的に後ろへの流れがあることで、より大人っぽくなります。

 

前々回のショート(②)

 

こちらは後頭部に少し短い毛を作ることで丸さを出しており、どっちかというと「可愛さ」があります。

 

スタイリングも横はそれなりに後ろにしていますが、後頭部は後ろに流していない。

 

大人っぽくなり過ぎないようにしています。

 

 

このように切り方はほとんど同じですが、後頭部の作り方、毛流れなどで、結構印象って変わるんですね。

 

 

カウンセリングでの希望の伝え方

 

そんな感じで、微妙なニュアンスで女性像を表現するのですが、

 

結構、カウンセリングが苦手なお客様も多いのではないでしょうか。

 

 

伝え方がわからなかったり、そもそもどうしたらいいとか分からないし…みたいな感じ。

 

 

 

あくまで持論ですが、上で書いたような「どこをどうしたらそうなる」…みたいなのは、まぁ、美容師側が気にすることなので、

 

「ここはこういう風にしてください」みたいに具体的に言ったり、詳しく伝える必要はなく、特に気にしなくていいです(笑)

 

 

しいて言うなら、「丸顔が気になるので、ここは残してほしい」とか、されて嫌なこと、気を付けてほしいことは伝えていただけると助かります。

 

 

 

もうひとつ、雑誌の切り抜きを持ってきて、「こんな感じにしてください」みたいに限定してしまったときに、

 

本当はお客様はカッコイイ感じが好みのはずが、持ってきた写真が思いの外、髪型は可愛い感じだった場合、

 

もしかしたらモデルが格好良いから、格好良く見えているだけかもしれません。

 

 

いざ、自分の髪でそれをされると、写真の再現はされているものの、「あれ?なんか思っていたのと違う…」ということにもなりかねません。

 

(それを伝えない美容師が悪いけど…)

 

 

「こんな感じのニュアンスで、カッコいい感じが好きなので、あとはお任せします」くらいの、「見られたい雰囲気」を添える伝え方のほうが、

 

美容師側としても「それなら、ここはこういう風に見せたほうが良さそうですね」と、一人ひとりの髪質や骨格、顔のパーツに対して、似合った提案しやすいのかな。と思います。

 

 

 

まとめ

 

やんや言うとりますが、結局、伝え方は自由です。(笑)

 

お客様が100言わなくても、美容師側もプロとして、気付くことが多くあるべきだし、

 

お客様の希望から更にクオリティを上げるために、その方に似合うような提案、カスタマイズはしなければなりませんから。

 

 

今日の内容を物凄く簡潔に言うと、「希望のスタイル」+「言葉のイメージ」という伝え方がシンプルで良いと思います。

 

かわいい、カッコいい、クール、大人っぽい、やわらかい、優しい、甘い

 

色んな言葉がありますが、そういう言葉のニュアンスを添えるだけでも、カウンセリングで迷わなくなるかもしれませんね♪