どうも、最近ショートばっか切っている大田垣です。
ブログを書くときに、アップロードした写真がブワーーーッと出てくるのですが、
前回と前々回のブログの写真が並んでいて、
良いネタになりそうだったのでピックアップしてみます。
前回ブログのショートとの比較をしてみた。
ぶっちゃけると、
全く同じ切り方です。
しかし、なんか違うの感じますか?
その「何か」を言語化してみようと思います。
①
②
前回のショート(①)
後頭部の奥行きがあることで、「大人っぽい」「洗練」。そんなイメージでどちらかというと少しカッコいい寄り。
スタイリングも後ろに集めて、全体的に後ろへの流れがあることで、より大人っぽくなります。
前々回のショート(②)
こちらは後頭部に少し短い毛を作ることで丸さを出しており、どっちかというと「可愛さ」があります。
スタイリングも横はそれなりに後ろにしていますが、後頭部は後ろに流していない。
大人っぽくなり過ぎないようにしています。
このように切り方はほとんど同じですが、後頭部の作り方、毛流れなどで、結構印象って変わるんですね。
カウンセリングでの希望の伝え方
そんな感じで、微妙なニュアンスで女性像を表現するのですが、
結構、カウンセリングが苦手なお客様も多いのではないでしょうか。
伝え方がわからなかったり、そもそもどうしたらいいとか分からないし…みたいな感じ。
あくまで持論ですが、上で書いたような「どこをどうしたらそうなる」…みたいなのは、まぁ、美容師側が気にすることなので、
「ここはこういう風にしてください」みたいに具体的に言ったり、詳しく伝える必要はなく、特に気にしなくていいです(笑)
しいて言うなら、「丸顔が気になるので、ここは残してほしい」とか、されて嫌なこと、気を付けてほしいことは伝えていただけると助かります。
もうひとつ、雑誌の切り抜きを持ってきて、「こんな感じにしてください」みたいに限定してしまったときに、
本当はお客様はカッコイイ感じが好みのはずが、持ってきた写真が思いの外、髪型は可愛い感じだった場合、
もしかしたらモデルが格好良いから、格好良く見えているだけかもしれません。
いざ、自分の髪でそれをされると、写真の再現はされているものの、「あれ?なんか思っていたのと違う…」ということにもなりかねません。
(それを伝えない美容師が悪いけど…)
「こんな感じのニュアンスで、カッコいい感じが好きなので、あとはお任せします」くらいの、「見られたい雰囲気」を添える伝え方のほうが、
美容師側としても「それなら、ここはこういう風に見せたほうが良さそうですね」と、一人ひとりの髪質や骨格、顔のパーツに対して、似合った提案しやすいのかな。と思います。
まとめ
やんや言うとりますが、結局、伝え方は自由です。(笑)
お客様が100言わなくても、美容師側もプロとして、気付くことが多くあるべきだし、
お客様の希望から更にクオリティを上げるために、その方に似合うような提案、カスタマイズはしなければなりませんから。
今日の内容を物凄く簡潔に言うと、「希望のスタイル」+「言葉のイメージ」という伝え方がシンプルで良いと思います。
かわいい、カッコいい、クール、大人っぽい、やわらかい、優しい、甘い
色んな言葉がありますが、そういう言葉のニュアンスを添えるだけでも、カウンセリングで迷わなくなるかもしれませんね♪