どうも、スタイリストの大田垣です。
五日市店は最近、ハイトーンカラー(ブリーチとかを使う明るいカラー)を希望されるお客様が多い気がします。
理由は簡単、ブリーチの神が居るから。(謎理論)
とても読まれている記事です。
そんな仕事っぷりを間近で見させていただいているので、ある程度の考え方や工程を盗んで技術向上していくわけです(笑)
実際に昔、僕がお客様にしていたホワイトカラー
以前は僕もホワイトブリーチのお客様を担当していて、様々な試行錯誤を経て、改良に改良を重ねましたが、
↑ 実際にしていたホワイトカラー。
2年間くらい担当させていただいたあと、東京に行っちゃって、それ以降がっつりブリーチすることは減りました。
当時はまだ、ケアブリーチという概念が少なく、
「今の知識と薬剤があれば、もっとクオリティあげれたなぁ…」と感じずにはいられません。
派手髪のオーダー
最近、派手髪をよく見る気がします。
「鬼滅カラー」って言葉もよく耳にしていました。
自粛を機に、学校も休みだし…って理由でそういうのが流行したのかもしれませんね。
他にも、色んなところにインフルエンサーのような存在はあるようで、
K-POPから影響された派手髪だったり、
単純にインスタで漁った派手髪だったり、様々です。
今回の希望は青みのあるハイトーンの紫。
実際に見せられたのはこちら。
毛髪状況
根元の黒から、過去にしたブリーチによる金髪。
ただし、金髪部分は、縮毛矯正をされている部分があったため、2分割して考えます。
・根元の黒い部分はブリーチを2回。
・既に金髪の部分で、縮毛矯正がない部分は、やや減力したブリーチを1回。
・金髪で縮毛矯正の経験がある部分は、かなり減力したブリーチを1回。
そんな感じで、毛髪内での条件をなるべく近いものにしてから、がっつり色を乗せていきます。
出来上がったのはこちら!
※ 携帯で撮ったら、凄く青が強かったので、肉眼で見たものに近い色に加工しておりますw
凄く微妙なニュアンスのカラーで、かなり配合は迷いました。この辺はもう、感覚です。
実際、カウンセリングで決めたことは、
「写真のまんまにすると、色持ち3週間とか書いてあるけど、正直、そんなに持たないから、気持ち濃く入れていい?」
そちらの方が長く楽しめるだろうし。
青をどれだけ混ぜるべきか、紫が青に負けすぎないか。
そういう配慮をしながらのカラーでした。
結構、良い再現度だったのではなかろうか。
派手髪の注意点
派手髪のオーダーする際は少し気をつけないといけないことがあります。
・ブリーチの回数や、オンカラーなので、複数回のカラー料金になるため、高額(今回は¥30000弱)
・髪は当然ダメージする
・時間がかかる
・色落ちは早い
・希望の色味などは、事前に伝えておくことがオススメ(色によっては、薬剤を仕入れないと再現できないものもあるため)
そんな感じですね。
お客様、海とか行くかも…って言ってたので、全力で止めました。(笑)