どうも、スタイリストの大田垣です。
突然ですが、皆様の髪年齢、いくつでしょうか?
対面でそんな話をしてしまうと、超~~~気まずい雰囲気になる気がします。
そのくらい、皆さん、髪には悩まされていたり、「そんなんどうすりゃええんや…」と目を覆いたくなることかと思います。
最近、僕はこの髪質改善を通して、考え方が大きく変わったことが1つあります。
綺麗な髪を育てるのに最も大切だと思うこと。
綺麗な髪を作っていくには、何が一番大切なのか。
ホームケアの充実?
サロンでのトリートメント?
そういう細かいところもひっくるめて言って、
そもそも髪を傷ませないようにすればいい。
そんなん当たり前じゃん!って思うかもしれませんが、
先日話した、トリートメントと前処理や後処理の話。
ここで書いてあるのは、、、
トリートメントの目的は、「髪の内部の失われた栄養を補完して、丈夫にし、綺麗にすること」
前処理や後処理の目的は、「髪に対する負担になるものを除去し、施術中、施術後になるべくダメージさせないようにすること」
両者、目的がぜんぜん違いますよね。
トリートメントは、既にダメージしている所に特化しており、
前・後処理は、これからのダメージ対策に特化していることが分かります。
お気付きかもしれませんが、トリートメントは既にダメージしちゃっているのです。
ダメージの1番の原因は、残念なことに、僕ら美容師がしているカラーやパーマです。
薬剤知識や技術によって差もありますが、それでも毛髪化学の上でこればかりは避けがたい事実です。
特にカラーは白髪染めなどで、定期的にする方も多いと思うので、その度にダメージの蓄積はあります。
実際に、「ここ数年、カラーやパーマはしていません」ってお客様の髪は、結構ツヤツヤです。
だからといってカラーやパーマが駄目!ってなったらオシャレも楽しめません。
カラーやパーマをする前提で、髪を綺麗にするには、カラーやパーマのダメージを可能な限り減らす。
これが物凄く大事なんじゃないかと、最近は凄く思います。
髪質改善カラーの施術例
このお客様は今回で3度目の髪質改善カラー。
当初の悩みは顔周りやトップの髪がゴワゴワしていることでした。
まだ顔周りは少し残っているものの、トップのゴワゴワは既に無くなっていました。
3回目の仕上がりはこちら。
仕上がりの時点では顔周りのゴワゴワは、ほぼ感じないレベルに仕上がっています。
日が経ってくると少しは再発すると思いますが、改善の傾向は見られています。
凄くツヤツヤですよね。お幾つに見えますか??
なんと70歳。
こんな髪した70歳っていますか?
そう考えたら凄いですよね。
カラーは2ヵ月半周期くらい。
恐らく、もっともっと綺麗になっていくと思います。
今後が楽しみなお客様です♪
他のお客様にも分かりやすい改善が見られています。
思い当たる髪質の方もいらっしゃるのでは??
少しでもこの情報が皆さんに届けばいいな…と思っております。