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2016.06.29 大田垣 成俊
【お客様エピソード】人見知りなんです。

美容院は髪を綺麗にするだけの場所ではない

 

先に言っておきます。

 

勿論、メインはヘアで、それが大前提ですが。

 

 

でも、お客様との会話の中で、色々と日々、感じているのですが、

 

 

「嫌なことがあって、会いにきました」とか、

 

「気持ちが落ちているから来ました」とか、

 

 

結構、そういう声は多く、そう言いたくなる気持ちも良く分かります。

 

 

 

そういう目的で来てくださる事も嬉しく、実際に容姿を綺麗にする事で、気分は上がりますしね。

 

元々、お節介はしたいほうなので、勿論、美容の技術はちゃんとしながら、+αで微力ながらもメンタル的にも助けになれれば…

 

 

と思いながら仕事をしています。

 

 

 

「私、人見知りなんです…。」

 

 

先日、凄く嬉しいことがありまして。

 

女子高生のお客様で、今回させていただくのは2回目。

 

 

初めて来てくれた時にたまたま担当させてもらって、「あー、凄く緊張してるなぁ…」というのも伝わってきて、

 

本人も「私、本当に人見知りで…!!」と、

 

リアルに「あわわわわ……」ってなっているような。

 

 

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「また気軽においでー」というと、「え?あわわわ・・・ありがとうございます!!」と帰っていきました。

 

 

 

そんな女の子が2回目のご来店。指名もしてくれました。

 

 

 

 

話の中で、

 

「私、人見知りだし、本当に美容院って苦手で…。」

 

「しかも男の人なんて、もっと苦手なんですけど」

 

「大田垣さんならなんか喋れるかも…!って思って予約しました!!」

 

「お母さんも、それ話したら凄いびっくりしていました。」

 

 

 

うんうん、と聞きながら、当事者のくせに「良い話だなぁ」って感じていました(笑)

 

 

 

 

こうやって彼女は、今までの自分では考えもしない事を行動に起こしたんですよね。

 

これは凄いことだと思う訳です。

 

今までは「そんなの無理!」って思っていた自分の限界を、ひょいっと超えちゃったんですから、大きな成長でしょう。

 

その姿を見て、「あー、俺ももっとこうやって克服すべきことがあるよなー」と教えられます。

 

 

 

 

 

本人はそんな意識はないのかもしれないですけど…(笑)

 

 

どんな些細な挑戦でも、個々にとっては非常に大きな意味があったりします。

 

 

「大田垣さんなら喋れるかも…」と思って、「ほんとに不思議なくらい喋れた!!」という彼女の経験が、

 

いつか人間関係を新しく作っていくうえで、自信になって、怖くなくなって、活きてくるかもしれません。

 

 

 

 

 

このお客様も、まだまだ克服には至らないにしても、こうやって徐々に自分を変えていったり、新しい自分に気付いたり…。

 

そういうキッカケを、この仕事を通して作れたら良いなぁ~としみじみ思います。

 

 

 

 

ライフスタイルをより良く彩る為の美容と健康。

 

一人ひとりに向き合って、おもてなしさせていただいて、「ちょっと元気になった」「ちょっと自分が好きになった」「明日からがんばろ」

 

 

そうやって感じていただけるよう、心の健康までケアしていきたいですね。

 

 

今後も色んなお客様と一緒に歳を取りながら、成長させてもらったり、成長を見守ったり。

 

 

応援してもらって、応援させていただいて、

 

 

 

そういう相互関係を築きながら、お互いが魅力的になれるような時間を作れるように頑張りたいものです♪